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雑魚狩りと招待状

話題:今日見た夢
昨日のギーツとドンブラの影響もろに反映したんだが。


ある日、あからさまに胡散臭い招待状が本部に届く。それは鼎宛てのものだった。

「敵の罠だろ。行くのはやめとけ」宇崎は鼎を制止するが、鼎はどうも気になっていた。場所はホテルのような洋館。禹螢一派は私を招待して何がしたいんだ…?

鼎が意を決して行くと決めたために、急遽御堂と彩音も途中まで行くこととなった。


敵が招待した某所は林の中にある。寂れた倉庫のような建物の向こうに鼎が行く綺麗な建物がある。

「…敵が出そうな雰囲気出てるな〜。鼎はいいのかよ」御堂は鼎をチラ見。
「雑魚狩りは肉弾戦で行く。それに…」
「それに?」
「今回は火焔発動の制御が解除されている。使う気はないけどな」

室長は罠だとわかってあえて、紅炎刀の火焔発動の制御を今回解除したのか…。


3人は林の中を進む。予想通り、大量の雑魚怪人が出現。やっぱり罠じゃんか!御堂と彩音は次々雑魚狩りをする。御堂は鼎を気づかいながら叫んだ。

「早く行けっ!!ここは俺達が倒すから鼎は行け!!」
「わかった!」
鼎はダッシュして切り抜ける作戦を取るが、雑魚はそれでも湧いてきた。鼎は肉弾戦で乗り切りながら招待された建物へと到着。建物は洋館だった。


扉の側には紳士がいた。
「ようこそいらっしゃいました。紀柳院鼎様」

紳士は鼎を案内する。通された場所は大広間のような立派な部屋。
長いテーブルには禹螢と孤游、禹螢の横には筬羅が控えてる。幹部クラスは樋野以外、全員いる状態。


「直接話をするのは初めてだね。紀柳院」
「何しに私を招待した、禹螢…」

鼎は困惑。禹螢はどこかへすっと手を上げた。すると次々と料理がウェイターによって運ばれてくる。
料理はご馳走とも言えるような、美味しそうな洋食が並ぶ。

「まぁ食べながらゆっくりと話をしようじゃないか。紀柳院…君のために食事用のマスクを用意しているよ。替えればいい」

さっきの紳士が丁寧にトレイに持ってきたのは、自分が使っている食事用マスクと同じタイプのもの。
鼎は席を立ち、陰で仮面を替える。わざわざ見えないように衝立まであるとは待遇が良すぎないか?


敵と一緒に食事なんて変な感じだ。鼎は器用に洋食を食べている。
「紀柳院…俺のところに来ないか?」
「今、なんて…」
突然の禹螢の発言に鼎は戸惑いを見せる。

「君の記憶を勝手に探らせて貰ったよ。鐡一派によって生きたまま焼かれたのか…。壮絶だな」
「鐡を知っているのか!?」
「元は俺達と鐡は同じ勢力だったんだよ。怪人にも色々あってね。2つに分かれた」

この男、ボスという感じがしない。鐡とは真逆のタイプ。
鐡と同じ勢力だったとはどういうことだ?


食事が終わり、鼎は元の仮面を着けた。禹螢はある部屋へと案内する。そこは広いダンスホールのような部屋。

「さてここからがメインイベントだ。孤游、紀柳院と決闘しろ。完膚なきまでに痛めつけろ。孤游、殺すなよ」
禹螢は嬉しそう。孤游はニヤニヤしながら槍を構えた。禹螢の狙いは私だったのか…。


鼎は対の刀を抜いた。孤游には策があるのか、ニヤリとした。来たか、対の刀。


孤游は槍を振り回しながら鼎に攻撃を仕掛ける。鼎は発動を使わないで二刀流と蹴りだけで戦うが、幹部クラスとなるとやはり…発動使わないとダメか…。

「どうしたよ!?」
孤游はニヤニヤしてる。鼎は体力温存していた。閃光発動のために。前回の孤游戦で火焔発動は見られている、もしかしたら同じ手は使えない。

この戦いは孤游優勢になっていた。孤游は余裕なのか、調子に乗っている。
「この程度なの?紀柳院さんよ」
鼎は無言で耐えている。ギリギリまで発動を使わないことで消耗を抑えているが、ダメージを受けやすいのが難点だ。現に鼎はダメージを受けている。刀を発動させない代わりに銃で殴る、銃撃する・蹴る攻撃がメインだが。時々刀も使うが発動はさせてない。


孤游はなぜ鼎が刀を発動させないのか、まだわかっていなかった。鼎は隙を突いて攻撃を繰り返す。
対霊咒(怪人)用の長官開発のマグナムブラストは打撃力が高い銃なため、よく御堂は銃で殴っている。打撃武器としても優秀。


一方、御堂と彩音。

「雑魚が多すぎなんだよっ!」
御堂は銃撃と肉弾戦、彩音は弦巻刀を鞭へと展開して斬り刻む。
「彩音のその刀、いいよな〜」
「羨ましがってる場合かっ!鼎は今戦ってるはず…早くこいつらを片づけよ!」
「わかったよ!」

彩音が仕切るなんて珍しい。


鼎は最初から孤游を疲弊させることが狙い。孤游は最初調子に乗っていたが、だんだん空回りしていく。そこを突いた。
紅炎刀を火焔発動させるが、鼎は5分しか使わないと決めていた。火焔発動で決着する気なんて最初からない。


「来たか…!炎の刀」
孤游はゼイゼイ言いながらも楽しそうだが、火焔発動を正しく使う鼎の前には敵わない。火焔発動・閃光発動は正しく使うと威力が格段に上がる。

前回は初めてだったため、鼎はうまく火焔発動を使えていなかった。火焔発動の制限時間が15分というのもあるが。


鼎は一気に畳み掛けた。炎の刀身を振り回し、炎の軌跡を描く。
まるで舞を舞っているようだが、火焔は確実に孤游を捉えていた。鼎は御堂がやっていたあの方法を使うことにする。刀を床に突き刺し、炎の龍のように火焔を増幅させたのだ。

和希はこれを『火焔龍』と言っていたな…。

刀を突き刺している間、火焔龍はそのまま増幅される。鼎はその間に蒼閃刀を発動させる。居合いの構えのまま、集中。
孤游は鼎の気迫に負けそうになっていた。なんなんだ、この女…!

鼎は火焔龍を孤游に向けて攻撃したと同時に、閃光発動をする。火焔龍と蒼い刀を同時発動だと!?
孤游は火焔龍で大ダメージを受け、さらに閃光発動の電光石火の居合いで倒された。


禹螢と筬羅はいつの間にか姿を消していた。洋館の紳士は禹螢に操られていたのか、我に返る。
「はて…私は一体…?」


しばらくしてから御堂と彩音が洋館にやってきた。

「鼎、大丈夫だった!?」
「鼎ーっ!」
鼎は御堂と彩音を見る。
「彩音、和希…」
「さっきすごい音がしたけど、何があったんだよ」
「孤游を倒した。和希の火焔龍と閃光発動を同時発動させてな」

火焔と閃光を同時に!?いつの間に鼎はそんな高度な技を…。
あいつ、火焔龍を使ったのか。使えたの!?


本部。宇崎は鼎の火焔・閃光同時発動に驚いていた。

「同時にやってやがる…。何あの威力!?」
鼎は火焔発動を『正しく』使ったんだな。閃光発動は居合いだが、火焔はそうじゃない。


異空間。禹螢は楽しそう。

「孤游は捨て駒だからね。あいつ使えないもの。な、筬羅」
「禹螢様の言う通りにございます」

「そろそろこの大量の『負の気』、あの人の復活に使いますかな」
「やるのですね、儀式を」
「儀式をやるには樋野に犠牲になって貰うか。儀式には負の気と人柱が必要だからな。あと、鐡の欠片」


禹螢は鐡の欠片を見つめていた。鐡を復活させれば…。
鐡はゼルフェノアと翳珠が組んでもかなり苦戦した相手な上に、好戦的で野心家・力でねじ伏せ支配するそんな男。…もとい怪人。
人間態でも桁違いに強いため、最凶の敵とも言える。禹螢は鐡の欠片から禍々しい力を感じていた。

禹螢の鋸刀は鐡の欠片から発せられた禍々しい気から精製されている、いわば鐡の分身のようなもの…。
ゼルフェノアと翳珠はまだ知らない、このことを。


鼎は禹螢と鐡の繋がりを知り、本部へ帰還後すぐさま宇崎に知らせる。この事態にゼノクの蔦沼長官と翳珠も動くこととなる。



ようわからん展開だが、敵の意図が判明。禹螢一派と鐡にまさかの繋がりが。
鋸刀が鐡由来って、どういうこっちゃ。

御堂と彩音の雑魚狩りのシーンは昨日のギーツっぽくて、序盤の招待状の下りはドンブラっぽい。


禹螢は孤游と樋野を捨て駒にする模様。鐡はかなりヤバイ敵なんで、復活したらヤベーことに…。

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