2024/5/8 14:40 +Wed+
光陰矢のごとし
来月の書評用に読んだ雨宮まみさんの本。「40歳が来る!」
装丁はちょっとセンスどうよって思ったのよね。能町みね子さんもポストしてたけど。遺影に見えちゃって、これ雨宮さんのセンスならナシだろうなぁと。
亡くなった方の新刊って買うの少しためらう。ご本人がほんとに望んだことなのかしら?と考えてしまうから。
でもやっぱり読みたかった。
40歳になるのを異常なくらい恐れて心構えするためにもがいて、結局40歳と2ヶ月ほどでこの世を飛び去ってしまった彼女の最期の言葉を。
私は心構えもないままぬるっと40歳になったけど、なる直前に結婚を考えてそこそこ長い期間お付き合いした人との別れを決めたから、「あ、なんかちょっと見えちゃったな、私の人生」って思った記憶はある。
全部が見えたわけではないけど(まず今のこの状況はさすがに予想してなかったし笑)ざっくりとした流れっていうか。
自分のことで悩めるってある意味幸せなんだと思うしね。自分のことより、家族など周りのことや状況で悩むことが増えてしまう年代だから。
雨宮さんは、「女の子」でも「おばさん」でもなくただの「私」で生きたいだけだった。周りが押しつけてくる価値観に惑わされずに。
日本はとくに年齢信仰が強すぎるから、そういう洗脳みたいなものに気持ちが振り回されるのも分かる。
思いたくなくても「もう●歳だしなぁ」とか、意識の中に根付いてしまっている。ふと、口に出してしまっていたり。
この世からは絶対なくならない価値観だし、実際現実的にも年齢で切り分けられることはたくさんある世の中だからこそ、自分の中だけで崩さず持てるものを大事にしていかなきゃいけないのだろう。
読んでてすっごく切ない本だったよ。
繊細で、とても美しい人なのだと改めて思いました。
2024/5/7 18:18 +Tue+
一生懸命生きてた証
去年読んだはずなのに記憶にない本発掘(そのうち再読する)
一生懸命生きすぎてなにかに縋りたかったんだろうなぁ。今思えばかわいそうだった。
人ってやっぱり、頑張りつづけることは不可能なのね。
2024/5/7 14:36 +Tue+
じわじわと動き出すモード
今日ハローワークに行かなきゃいけない日だったんだけど、先月送りますって言われてた書類が来ないままで、あれ?と思いながら行ったら、忘れられてたっぽい。笑
どこも4月は人が入れ替わる時期だし、仕方ないんだろうけど。
いろいろお世話になった親切な青髪のお兄さんは黒髪になっていた(いらない報告)
そして私は連休明けの落ち着いたスタバに来たのであった。抹茶チーズケーキが無性に食べたくなりまして。