最近、古くからの親しい人以外との関わりの中で、
とっさに適切な言葉が出てこず、会話をスムーズにするのが難しいということに気付きました。
要は、雑談というやつをする際に、とても困ってしまうのです。
「暑いですねぇ」などの、YES NOで答えられる、答えにあまりバリエーションのないものや、何度も経験したやり取りなどは、難なくこなせるのですが、
この前困ったのは、父の古くからの仕事仲間で、数年前に一度会ったことのある方に会ったとき、
「一人暮らしはどう?」と言われたときです。
予想外の言葉(一人暮らししてるの知ってるんだ!)だったのと、
経験したことのないやり取りだったのと、
そんなにゆっくり話すような状況ではなかったから、一言で完結する切り返しをしなくてはと思ったのと…
もうテンパっちゃってフリーズしちゃって、
(「良いです」じゃちょっと親しげだし、素っ気ない感じがするし、「大変です」も違うなあ。大変じゃないし…。)
などなど、頭フル回転で、適切な言葉を一生懸命探して、
2、3秒の間をおいて絞り出したのは、
「快適です。」
…悪くないけど、普通だね。
なにより間があるからテンポが悪いのです。
こんな挨拶程度の雑談でこれはちょっとなあ…とプチプチ凹み。
やっちゃった(´∀`;)程度ですが。
そしてつい何日か前は古着屋さんで、ヴィンテージデニムを物色中、
高くて買う気はなかったのですが、格好いいな〜!としみじみ何着も見ていたら、店員さんが一言、
「古いデニムがお好きなんですか?」
デニムを見つめたままフリーズする私。頭はフル回転です。
(好き?…好き?好きか嫌いかで言えば好きだけど、詳しいとか集めてるとか、いつも古着屋では欠かさずデニムを見ているとかって訳ではないし…ていうか今履いてるデニムSEIYUのだし…そんな感じなのにプロの人にデニム好きとか言っていいのか?うわーまずい!早くなにか言わなきゃ!向こう私の応答を待ってるよ!これ以上沈黙長いと無視されたんじゃねーかと思われるよ!ヤバいヤバい何か言わなきゃ…!)
聞かれてから5秒程経って絞り出したのは、
「…はい!あっでもあのっ…はいっ、あのすごく好きで集めてるとかって訳ではないんですけど…はいっ!好き…うん、好きですね…」
私は情けないやらお兄さんに申し訳ないやら恥ずかしいやらで、顔を見れませんでした(笑)
今思い返すと、これも言葉自体は悪くなかったと思います。というか上出来です。
ただちょっとさっきと同様に間が開きすぎたのと、
テンパり過ぎて、目が泳ぎ、話し方がたどたどしくなってしまったので、
お兄さんに変な人だと思われてちょっと怖い思いをさせたのではないかと思いました…。
考え過ぎですかね…;
だといいのですが。
がっつりと内容のある話は割とうまく出来るのですが、こういう比較的どうでもいい話は基本的にうまくいかないですね。
うまくやろうとするからいけないのですが。
ただ、「あー失敗だったなー」とは思いつつも、笑い話として片付けられていて、
むしろ、「よく5秒であのクオリティ出たな〜!頑張ったなーすごいすごい!」って気持ちです。笑
前回書いた先生の言葉がだいぶ利いてます。
人は、自分が思っているほど私のことを変だとは思ってないし、
思っていても、嫌われたり避けられたりするようなことはないはずだと、信じて言い聞かせています。
そうじゃないと怖くて生きていけないし、実際にそうなんじゃないかと思います。
自分がこだわってしまっているだけで。
そう思えるなんて、私悪くないじゃない、いいんじゃない?(´ω`*)
なんてね^^