Malcolm Mitchell Young
6th Junuary 1953-
18th November 2017
By yon bonnie banks, and by yon bonnie braes,
Where the sun shines bright on Loch Lomond,
Where me and my true love were ever wont gae,
On the bonnie, bonnie banks of Loch Lomond.
Oh, you'll tak the high road, and I'll tak the low road,
And I'll be in Scotland afore ye.
But me and my true love never meet again,
On the bonnie, bonnie banks of Loch Lomond.
And I'll be in Scotland afore ye.
But me and my true love never meet again,
On the bonnie, bonnie banks of Loch Lomond.
美しい丘のむこうに 輝く風のむこうに
日差しにきらめくローモンド湖がある
そこはいつも僕が愛おしい友達と逢っていた場所
美しい美しいローモンド湖
日差しにきらめくローモンド湖がある
そこはいつも僕が愛おしい友達と逢っていた場所
美しい美しいローモンド湖
君は高い道を行き そして僕は低い道を行く
僕は君より先にスコットランドへ着くけれど
僕らはもう二度と逢えないだろう
美しい美しいローモンド湖の丘で
僕は君より先にスコットランドへ着くけれど
僕らはもう二度と逢えないだろう
美しい美しいローモンド湖の丘で
※この曲はもちろんAC/DCの曲ではありません。
11月28日火曜日、シドニーでおこなわれたMalcolmのお別れの式では、St. Mary's Cathedral からの道を、
Malcolmの車をバッグパイプのバンドが先導していました。
そのときに演奏されていた曲のひとつに、“Walzting Matilda”という曲があって、この曲は、スコットランドやアイルランドからの移民を8割が占めるオーストラリア国民にとってたいせつな曲、第2の国歌といわれています。
Malcolmの車をバッグパイプのバンドが先導していました。
そのときに演奏されていた曲のひとつに、“Walzting Matilda”という曲があって、この曲は、スコットランドやアイルランドからの移民を8割が占めるオーストラリア国民にとってたいせつな曲、第2の国歌といわれています。
ファンにとっては誰もが知っていることですが、Malcom Mitchell Young は、スコットランドのグラスゴーに生まれ、10歳の時に家族とともにオーストラリアに移住し、生涯を過ごしています。
この “Loch Lomond” は、スコットランド西南部にあるローモンド湖を歌ったスコットランド民謡です。
そして、“ケルトの笛・・・” という標題における、わたしの演奏ナンバーのとても大切な曲です。
そして、“ケルトの笛・・・” という標題における、わたしの演奏ナンバーのとても大切な曲です。
歌詞の解釈については様々あるようですが、17世紀の名誉革命後のスコットランドを中心とした、ジャコバイトの反乱において、イングランド軍に捕らえられたジャコバイトの悲哀を歌ったものとする説が最有力に唱えられています。
もう一つ、この曲についてわたしが伝えたいことを。
ケルト文化には、故郷から離れたところで亡くなった者には、妖精がその魂を故郷まで案内してくれる・・・。という信仰があります。
国家や宗派の誇りを守ろうと命がけで戦った勇壮なるスコットランド兵。
その熱い想いは、頑固一徹、ロックンロールを貫き通したMalcolmの人生と重なってみえました。
その熱い想いは、頑固一徹、ロックンロールを貫き通したMalcolmの人生と重なってみえました。
わたしは、これからもこの曲を、Malcolmのために演奏し続けていこうと思います。
Loch Lomond...
our “Fling Thing”
マルコムが亡くなって、僕も悲しい。
そうでしたか、お別れの式でバグパイプのバンドが・・
その国で生まれ育って死んでいくのが当たり前だと思っている、私たち日本人にはわからないでしょうね。他国へ移住することの大変さが。
自分の国がどれだけ恋しかったことか・・
セシリアさんなら共感できるのかな?
スコットランドやアイルランドの人たちは移民としての辛いこと悲しいことを自分たちの故郷の音楽で癒してきたんですね。
マルコムも、小さい時にオーストラリアに移ってどんなだったでしょう?
いろんなことがあって、兄弟でAC/DCに行きついたんだしょうね。
Walzting Matildaや、このLoch Lomond、改めて聴いてみました。
Wlzting Matildaの歌の歴史も調べてみたり。
ローモンド湖の情景が思われたり
美しくてもの悲しい・・
ケルト音楽、なぜか日本人にも懐かしい感じがするんだすよね。
「Walzting Matilda」は聴いたことがありましたが、オーストラリアでそんなにも重要な歌だったことは知りませんでした☆☆
「Loch Lomond」もギターver、バグパイプver、歌と聴きましたがどれも美しく、またどこか懐かしい気持ちになりました。
バグパイプに関しては「Mull of Kintyre」の時に感じたように、なんだか不思議な気持ちになります@@
音楽と一緒にたくさんの風景写真がありましたが、あれがきっとローモンド湖なんでしょうね- -*
Ceciliaさんの訳歌詞を見て一層切ない気持ちになりました><
知れてよかったです。ありがとうございます- -*
ケルトのお話には妖精がたびたび登場しますね…^^*
私の知っているお話(正確に言うとアイルランドのお話なのですが)にも、変わった妖精が登場することを思い出しました- -
きっとマルコムさんも妖精たちに導かれてスコットランドの地に行かれてるでしょうね^^
そしてありとあらゆる人たちに迎えられていてほしいなと思います。
また、その妖精たちが私たちの世界でマルコムさんのために奏でる音楽を届けてくれたりしないかな、なんて…^^
いえ、そこはきっと直接届きますね☆☆
ローモンド湖の音楽が聞こえたらきっと、私も崇高な美しさと懐かしさと、切ない気持ちを思い出すでしょう…。
Ceciliaさんの思い、きっとマルコムさんに届きますように☆*:.。.*
では失礼しました!
コメントありがとうございました。
お返事が遅れてしまってたいへん申し訳ございません。
あれからもう1ヵ月が過ぎましたね。
あたたかい励ましの言葉も本当にありがとうございました。
AC/DCの力強い音楽には、スコットランドの香りがしますよね。
初期の作品で『It's long way to the top』という曲があるのですが、当時のヴォーカリストのボンスコットがバッグパイプを演奏しています。ボンも移民。そして、バッグパイプバンドに所属していて担当はパーカッション。そして、じつはフルートも得意だったそうです。わたしにとって親近感を感じてしまう共通点でした。
よかったら聞いてみてくださいね。
わたしの音楽におけるテーマはノスタルジーです。だから、懐かしいといってもらえることが嬉しいんです。
共感してくださって本当にありがとうございました。そして、悲しみをともにしてくれてありがとう。
コメントありがとうございました。
お返事が遅れて大変申し訳ありません。
はい。わたしには音楽の表現の中に、国や土地の伝承や土壌を大切にすることを考えていたい気持ちがあります…。
それはきっとカープさんも同じで、だから
ノスタルジーを共感できるのだと思います。
そして、ブルースでもまさに同様のことが言えますよね。
カープさんは英語が得意でいらっしゃるから、Wlzting Matildaの歌詞は本国イギリスへの反骨精神を歌ったものでしたよね?
Loch Lomond もあらためて聞いてくださって、同じ気持ちになってくれて本当にありがとうございます。
以前に見せていただいた…あれは大学の頃?AC/DCのTシャツを着ていたカープさんのお写真を思い出しています。