話題:ふと思うこと。
彼の影響でマーベル作品をよく見る近ごろ。いままでは、邦画中心に見ていたあたしだけれど、彼と暮らすようになってからは洋画もよく見るようになったし、ジャンルもひろくなった。そのなかでも、さいきんはもっぱらマーベル作品。アニメなどで触れることがおおい魔術師だからかすんなりと世界観に入り込めたドクター・ストレンジ。トム・ホランドのスパイダーマン。この2作品がとくにすきなあたしにとって、スパイダーマンの新作とドクター・ストレンジの新作はたのしみでしかなく、予告のでたスパイダーマンはストレンジもでているのでテンションが上がった。予習のために初代スパイダーマンも見たりしている。マーベル作品や(すきではないけれど)ホラーとかだと彼といっしょに見られるので、映画鑑賞の時間はたのしい。趣味を通じて、話がはずんだり、出会ったころとはちがった一面を見られるのもまたおもしろかったりする。相手を知る努力、歩み寄ろうとする姿勢ってだいじなんだなって。なにげないことでも会話になったり、喧嘩になるときもあるけれど、まったく会話がなくなるよりはいいのかもしれない。
話題:もやもや
自分のなかにある、こう在りたい自分と現実はかけはなれている。その乖離の差にもやもやしたり、つらくなったり。それでも、生きていかなきゃいけないのが人生で、あたしはきょうもまた後悔の渦のなかをおぼれている。
彼とはよく喧嘩する。世間一般の恋人たちがどのくらいの頻度で喧嘩するのかわからないけれど、あたしたちはおおいほうだとおもう。定期的な行事みたいな、ほんとうにどんなことからも喧嘩へ発展する。きっともっと外に吐き出していけたらいいのだろうけど、この歳にもなるとかんたんに連絡をとれるようなひともいなく、みんなそれぞれに家庭や仕事があって、所属している身近なコミュニティのほうをだいじにしていく。それは仕方ないことで、あたしはそのコミュニティがあまりにもせまいというだけ。けっきょくは、彼か家族かくらいしかなく、あとはネットに書いてみたり。それでも、吐き出せない環境よりはいいのだろうけど、レスポンスのある相談をしたいな、一方的に投げつけるだけじゃない、打ちっぱなしの自問自答から解放されたくなる。
彼とあたしは、同い年で互いを受け入れる寛容さやふところの深さもみたいのがまだまだ未熟というかおなじ速度で成長している。互いを認め合い、受け入れるにはまだまだ時間がかかる。そのあいだにまたたくさん喧嘩をし、別れるかを議論する。28歳のおんなは、こんなふうに恋人と過ごすものなのかという疑問を抱えながら、きょうもまたおだやかに暮らしていけたらいいなとねがう。