毛蟹を選ぶとき、いくつか注意点があります。
毛蟹と言えば冬が旬。
ですから、大きめで、身がよく詰まった状態で獲れる冬は、この時期に獲れた個体を買いたいものです。
見て選ぶとき大切なのは見た目の色や大きさ、持ってみてズシッとくるかです。
通販では難しいですが、できるだけ新鮮そうな、重たいものを選びましょう。
手応えのあるかには身がしっかり詰まっています。
実店舗でも通販でも、評価の高いお店を探すことではずれは少ないと考えられます。
蟹の品種も様々ですが、通好みの蟹の一つとして花咲蟹があります。
皆さんはご存知でしょうか。
花咲蟹はコンブガニとも呼ばれており、分布が狭く、北海道の東部でしか水揚げできないのですが、コクのある上品な味わいは海老に似ているとも言われます。
花咲蟹の身肉は引き締まっていますが、柔らかさもあって味は絶品と言われ、身入りが多いことでも知られる、わりと大きな蟹です。
花咲蟹が最も美味しい時期は、夏から秋にかけてとされますが、漁獲期間が短いのでなかなか手に入りません。
ギフトとしても人気のある蟹。
家族や友人知人に、お歳暮として新鮮な蟹を贈るというケースが多くなってきました。
しかし、贈る前にこれだけは気をつけましょう。
水揚げの瞬間から鮮度の劣化は始まっています。
時間が経つと当然味も落ちることにつながりますし、モノによっては、食べるとお腹を壊してしまうことも。
危険回避の観点からも、鮮度や品質を大事にしている店かどうか、入念に確かめましょう。
そして、二度手間にならないよう、留守中でない時間をちゃんと指定して発送するようにするべきですね。
便利で知られる蟹通販ですが、ネックがあるとすれば、通販では鮮度が信用できないというところですよね。
「通販」を誤解している人の場合、鮮度が悪いという先入観を持っている場合が多いのかも。
でも、実を言うと、蟹通販に関してそういう心配はほぼ必要ありません。
蟹通販の蟹は大抵の場合、漁場からの直送ですから、流通ルートを経てスーパーなどの店先に並ぶ蟹よりも、むしろずっと鮮度の高い蟹が届くわけです。
国産と外国産のかに、食べ比べたことがありますか。
多くの方の話では、タラバガニだと味はどこで獲れたものでも変わらないという説が有力です。
その一方で、ズワイガニは国産と外国産の味が明らかに違うというのが定説になっています。
国内でもズワイガニは産地の名がブランドになるわけで、獲れた地によって味が変わることが知られていて、産地による味の違いはあると考えられ、外国産はもっと味が異なると言えるでしょう。