螺旋状に突っ走って死にたい(
プロフィール)
2014/2/12
Wed
04:14
恋愛とは愚者の武器であり、賢者の障害である
話題:最近観た映画
なんてどっかの偉い人かエロい人かすごいエロい人が言ってた気がします
恋愛関係の話が嫌いと思われがちな俺ですが、割と恋の話略して恋話にもついていけます
俺が嫌いなのは恋話しかしない人(しかもつまらない)と恋愛は至高!という考えを持っている人です
恋愛は至高ではなく、嗜好に過ぎず、試行錯誤して思考していくものです
はい、うまいこと韻踏めたー
恋愛してりゃ正しいんか
恋愛話が最高で
それ以外は一段劣る存在かよ
って話ですよ
でも、自分が恋愛できないからって、むやみやたらに恋愛や色恋沙汰を否定する「酸っぱい葡萄」を地で行く人も嫌いです(キツネがなっている葡萄を取ろうとするけど、届かないからと『あの葡萄はどうせ酸っぱくておいしくないや』と負け惜しみを言ったという話から、手に入らない物をこき下ろして否定することにより、自己を保つ低俗な行為を指します)
だから俺は「恋愛ができないから」、「モテないから」恋愛話が嫌いなわけではないんです
さて、前フリが長くなりましたが
映画の紹介です
バリバリの恋愛映画のこちら
恋愛映画は観ないというわけではないんです
観ると割と泣きます
というか、仕事にも報われない恋にも疲れたOLかよ!ってくらい観ると泣きます
パックしながら甘いお酒飲んで観たりしますからね
なにこの女子力
ウーマンパワー
けっ!なにが女子力だ!そんなパワーを勝手に作るんじゃない!
なんて話は置いといて
この作品はとても良い作品です
恋に悩む人も、恋に疲れた人も
一人で観るのもカップルで観るのもオススメです
ヒューマンドラマな側面もありますし
恋愛とは?ということを考えさせられる作品でもあります
当然、恋愛物が嫌い!って人は観なくていいです
ネタバレになっちゃう部分もあるんで、うまくぼかしながら紹介していきましょう
まあ簡単に説明すると、主人公は小説家なんですが、自分の理想の女の子の話を書いてたら、本当にその女の子が現れたって話なんです
おお!単純明快!
しかも、自分が気に入らない部分は自分が好きなように書きかえることが可能で、自分が好きなように操ることができる
これ、男女逆転でもできますし、考えてみてください
自分の好みドストライクの容姿で理想の性格で、自分の思うように付き合ってくれる
そばにいて欲しいときはそばにいてくれて、一人になりたいときは一人にしてくれる
そんな理想の恋人を自分で作れるんです
なにそれ、最高じゃん!って思いますよね
ひねくれた人は難癖つけるかもしれませんが、少しでも思いますよね、それ良いなって
主人公も最初は半信半疑ですが舞い上がるんですよ
しかし…
まあこっから観てのお楽しみ
大概予想つくと思いますけとね
恋愛って思い通りにいかないからおもしろいし
相手も自分もたった一人の人間で、他人同士で
それなのに通じあえたり、共感したり、物や時間を共有したりできて
たまには価値観の違いでこじれて、それでも譲歩して、認め合って、敬いあって、対等であるから良いんでしょうね
主人公の葛藤が胸に刺さりました
好きだからこそ思い通りになって欲しいし、好きだからこそなって欲しくない
シンプルな主題ではありますが、それを掘り下げる脚本(なんとヒロイン役が書いています)、演出、そして演技力
今まで観た恋愛映画の中では上位に入ります
終わりはハッピーエンドでもバッドエンドでもありません
トゥルーエンドとでもしておきましょうか
真実の終わり方
真実は人の数だけあります
映画であるからこそハッピーエンドやバッドエンドができる
現実は簡単には綺麗にはまとまらないし、また、あまりにも理不尽になることってそうはないものです
色んな可能性が残り、現実の主人公である私達一人の選択や行動に委ねられるのです
主人公の行動の末に残った結果と未来への可能性を示唆したこの終わり
どうなるかは主人公次第
どう捉えるかは鑑賞した人間次第
とても良い終わりです
トゥルーエンド
みなさんも自分なりの終わりを、答えを、真実をこの映画を観て見つけだしてみてください
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