黒い猫は黒猫

久しぶりに満員電車に乗ってる。

いやー。
打ち合わせ1時間早まったら、
乗る電車が満員電車なの忘れてたよね。
出勤時間遅くしたの、
体調の問題だけじゃなかったの忘れてた。

でも乗らないと打ち合わせ間に合わないし、
奥入れる気配ないし、
お腹死守でドア付近で死にそうになってて。

二駅先でたくさん人降りるから
そのタイミングで奥の方に行けば
お腹は守れる！と思って
いかにお腹を潰さないかだけ考えてポジション取りしてたのね。

マタニティマークも付けてないし、
相変わらずガリガリ体型のせいもあって
ぱっと見は妊婦感ないし。
たぶん横の人とか
その小脇に抱えてるパソコンバッグ下に降ろせよ！って思ってただろう。
ごめんこれないとお腹潰れそうで怖いんだ。


で、二駅先で想像通り人が下りたから
奥に進んだら意外と空いてて、
つり革掴まれたから安心した瞬間。

私の前に座ってた青年が
「あ、どうぞ」
って席譲ってくれて、
ありがたいしホッとしたしで泣きそうになった。

私今日、めっちゃキャリア風の格好してて、
お腹も目立たない服だし、マジで妊婦感ゼロなのに。

たぶん彼の左右に座ってた人とか
「え、なんでこんな若い人に席譲ってんの？」
みたいな感じだったし、
マジで気づいてもらって、しかも席まで譲ってもらって。

ほんとありがたいし、情けないし、安心したし。

絶対もう満員電車のらない。