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◯手術編です。
網膜剥離と診断され、昼イチで紹介してもらった眼科病院に。
ここでもまた検査して診断され、当然ですが網膜剥離とのこと。(もしかしたら違うかもしれない)という淡い期待は霧散しました。
それから手術と入院のための検査(感染症の有無)と手続き(宣誓書など)をしていよいよ手術です。
以下は私の手術に関する記述があるので、苦手な方はご注意ください。
まずは手術中の血圧低下などのトラブルに備え、処置室であらかじめ点滴を打ちます。中身は生理食塩水なので身体には無害です。この出番がないことを祈る私。
眼は異常でも身体は元気なので、点滴スタンドを自分でひいて自力で手術室へ。もうこの時点で左眼は見えません。早く来てよかったー。
緊急手術でしかも患部が眼なので、病院に来た時のままの服装です。日取りが決まっている別の手術だと、寝間着に着替えて受けられたと思います。
ーーーと、この時の服装がのちの私を悩ますことになるとは、手術&入院前の私はまだ知らない。
手術室に入ると手術台に仰向けに横たわります。
そしてドレープ(覆布)を身体全体にかけられ、患部だけ露出されました(切ったのかな?)。
次に麻酔用の目薬を両方の眼にさされ、続いて消毒液を患部である左眼にぶっかけられました。正常な右眼にも麻酔用目薬をさしたのは、この消毒液がもし右眼にかかっても痛くないようにするためだとか。
消毒液は匂いからして手術前、患部にかける黄色っぽいあれです。ちょっとしたすり傷でも、この消毒液をかけたらとんでもなく痛いのに、さすが麻酔用目薬。痛くありません!
(すごい!)と感心しながらも、局部麻酔なので眼以外の五感は通常通りです。
また右眼はうっすらドレープ越しに見えるし、執刀の先生とオペ看のやりとりもちょっと聞こえるわけで、
先生「・・・」
オペ看「・・・」
カチャカチャ、カチャ、カチャ、ゴソゴソ。
私(・・・・・・)
話し声と器具の音にど緊張!
続いて眼球に何かの注射(?)をうたれ、さすがの私もこのあと記憶がありません。たぶん眠ってしまったか、気絶したのでしょう。
気付けば手術は終わっていて、パチンという何かの音でハッと目が覚め、ドレープを外され、誘導されながら自力で入院ベットに移ります。
そして執刀した先生の指示で、手術した左眼を上にした横臥の寝姿を保つことに。術後の姿勢にこれが大きく影響するとは、この時の私はまだ知らない・・・。
私が横たわったベッドを病室へと移動させながら、看護師さんが声をかけました。
看護師「あおなおさん、手術、お疲れさまでしたー」
私「・・・ありがとうございました」
看護師「これからお部屋に向かいますからね、そして寝間着に着替えましょう」
私「あ、寝間着のレンタル、お願い出来ますか?なければ売店で買います」←病院で揃えればいいやと、持参していなかった私
看護師「あーここの病院、寝間着のレンタルも売店もないのよ、困ったわね」
私「え!?」
看護師「入院のしおり、読んでなかった?持参するものの案内があったでしょう」
私「や、かくかくしかじかで、説明などいろいろすっ飛ばして今ここに。手術費用もいくらかかるのかすら分かっていません」
看護師「ああ、それは急な入院で準備も大変でしたね。だったら忘れ物として保管されている寝間着でよければありますよ」
私「それ、貸してください」
他にも病院から借りたり、看護師さんに買いに行ってもらったりして(外出はNGで、相方は会社に泊まり込み中)、入院に必要な物を揃えることができました。
でも家から持ってくればよかったグッズもあって、保湿クリームや痒み止め薬、携帯音楽プレーヤー、洗濯ネット、歯間ブラシ、レッグウォーマー、ペーパータオルはあったほうがよかったなぁと思いました。
こだわる人は、ボディソープや洗髪料、洗顔料があった方がいいです。私は、私は、私は・・・
あとキッチンタイマー!一日4回、四種類の目薬を五分おきに点眼するので、カウントダウン機能のあるキッチンタイマーがあると便利です。
奇跡的にティッシュBOX、爪切り、耳かき、消毒用ウエットティッシュ、制汗シート、携帯ラジオ、S字フック、携帯歯ブラシ、タオル、ハンドクリームは持参していたから助かったー。下着はもちろん持参です。
二日くらい入浴出来なかったので、「赤ちゃんのお尻拭き」的なものがあるとよかったかも。
なお、入院先や手術によって入院グッズが異なるので参考までに。
私は睡眠時に暑かったり寒かったり痒かったりと、それがストレスでした。でもやっぱり寝間着は、持参出来るなら自分の物がいい!また予備もあればベストです。私はジャージやトレーナーすら持参していなかったので、借りた寝間着を洗濯すると、その間の服装は病院にやって来た時の服装ーーージーパンとパーカーーーになってしまい困りました。
さて、借りた寝間着に着替えると、もうすぐ夜8時です。怒涛の一日を過ごし、朝ごはんしか食べていなかった私は空腹がピークです。
看護師「夕食は食べられそうですか?」
私「はい、食べたいです」
バナナとゼリーと牛乳で空腹を満たし、長い一日を終えたのでした。
入院編に続く。
end
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