話題:今日見た夢
昨日夢日記ベース(特撮ベース)の脳内設定をノートにアウトプットした影響なのか、バーンとダイレクトに夢に出てきた。
よく見る特撮ベースのvs怪人組織の夢です。時系列は…特撮でいう前半かな?



晴斗(はると)がvs怪人組織に契約してからの話っぽい。


まだ右も左もわからない高校生の晴斗に研究室長の宇崎(うざき)は色々と本部の戦艦の装備を案内したり、内部施設を紹介・vs怪人組織の目的やら何やらを教えていた。
晴斗は素人なので、宇崎も高校生相手にわかりやすく教えている。

艦内の案内を終えて司令室に戻ったふたり。研究室長の宇崎は「実質・僕は司令官的な役割もあるとかなんとかで大変なんだよ〜」とか軽く言ってた。
晴斗は「ここに仮面の女の人っていませんでしたっけ?」とかさらっと聞いてみた。宇崎は「あぁ、鼎(かなえ)の事かな」とあっさり返す。
あの仮面の女の人、鼎っていうんだ…。

前回の戦い(1話相当)からあまり日にちが経ってないんで(3日後くらい)、鼎は今休んでいるよと晴斗に伝えた。そして今、鼎は出撃出来ない状態にあるという。
「まだ彼女に関しては詳しくは話せないけど、鼎には色々と事情があるからね〜。そのうちゆっくりと話すよ。確実に言えるのは鼎相手に話する時は言動に気をつけてね」


それからさらに5日後くらい経った。
晴斗は素人なりに艦内で宇崎が作ったvs怪人向けの実戦向けのプログラムをこなすまでにはそこそこ成長してた。高校生だから飲み込みが早い。
それに戦闘のセンスがあるらしく、武器庫に唯一残されていた刀をそこそこ使いこなすまでには行けるようにまで進歩。

まあまあ慣れてきた頃に、晴斗は鼎とようやく会話する機会が出来た。
晴斗はあの時(1話相当)、緊急とはいえ勝手に鼎さんの武器を使ってしまった件でなんて言っていいのかわからなかったと吐露した。

鼎は「私も正直悩んでいた。使わせていいのかと…」と漏らす。
鼎は仮面を着けている。表情が一切わからないが故に、晴斗は戸惑いを見せていた。どうしたら。
室長の宇崎さんが言ってたがしばらくしたら鼎には慣れるとは思うが、本人を前にするとなんか…なんだろう。緊張する。

晴斗は悪気はないが思わず言ってしまった。
「どうして鼎さんは顔を隠しているんですか?なんで…。何を考えているかわからないよ…」
鼎は冷静沈着な性格だが、感情を露にした。
「晴斗と言ったか…。お前にはわからない。私だって…自ら望んでこうなったわけではないのに。まだ詳しくは話せないのだが」鼎さんの声がわずかに震えていた。


しばしの沈黙。気まずい空気が流れた。
しばらくしてから鼎はポツリと言った。
「しばらくひとりにさせてもらえないか」
鼎は部屋を出て言った。背中がどこか寂しそうに見えた。


この様子を宇崎は陰から見ていた。宇崎はあちゃーという反応を晴斗にわざとらしく見せた。
「もしかして俺…ヤバいこと言いました!?」
晴斗は気づいたが後の祭りだった。
「晴斗〜。今頃鼎はものすごく傷ついてるぞ〜。泣いてるかもな〜。
あいつはああ見えても繊細なんだ。特に過去にあった怪人事件絡みのことになると敏感でね。彼女、事件の被害者だから」

晴斗は鼎を探しに行こうとしたが制止された。
「今はやめた方がいい。でも必ず謝りに行ってこい。必ずだ」


鼎はひとり、人の出入りがほとんどないような部屋にいた。部屋は小会議室とあるが、実質倉庫みたいになっている。
そこに鼎の顔見知り・友人ともとれる同僚の彩音(あやね)が心配してきて入ってきた。彩音は隊員だが、救護隊員でもあるため鼎の事情は知っている。もちろん、素顔も知っている。

彩音に声をかけられた鼎は、声を震わせながら何かを言おうとしていた。彩音は察した。
「鼎、晴斗くんは悪気があって言ったわけじゃないよ。そのうち鼎の事情もわかってもらえるから。今、泣きたかったら泣きなよ。ここなら誰も入ってこないからさ」
彩音は鼎にあやすようにして、優しくよしよししてあげた。

鼎は泣いているのか、嗚咽を漏らした。鼎はずっと我慢していたようにも見えた。
彩音は仮面、ちょっと外そうかと声をかけた。涙で大事な仮面をびちょびちょにするわけには行かないでしょうと。戦闘で割れるのは仕方ないにしろ。


彩音は優しく仮面を外してあげた。鼎の素顔はアングルのせいか、見えない。部屋が薄暗いせいもある。
そして面の内側を丁寧にふいている。そして元の状態に優しく戻してあげた。
「これは鼎の身体の一部なんだから…ね」


晴斗はその2日後にいきなり鼎に謝りにきた。しかも土下座で。
鼎はまだ晴斗とはわだかまりがあるにしろ、許した。

晴斗もまだこの状況に慣れてない。仕方ないところはある。



脳内設定アウトプットしたら、夢の描写がさらに生々しくなったの…なんなの?なんなの?(大事なことなので2回言いました)


特に鼎が嗚咽を漏らすところ、なんだか複雑すぎて…。ずっと我慢してきたのかなぁとか。
感情をあまり出さないのは、事件の影響なのかな…とか。
vs怪人組織に入る以前の鼎さん(事件後)はさらに暗い感じになってるんで、エグいです。あることをきっかけに組織に所属するのだが…。


まさかの鼎の設定深堀りな夢だったが、なんかちょっと来るものが…。ちょっとキツい。
アウトプットした内容に鼎は意外と繊細なところがあるとは書いてたんだが、このパターンで来るとは思わなかった。


「人は見た目だけでは判断してはいけませんよ」的な夢すぎる…。

vs怪人組織で鼎に関するサポートが手厚いのは、鼎が事件の影響を受けている&事件で受けた火傷の後遺症もあるため。だから隊員兼救護隊員の彩音が鼎に親身になったりしてる。
被害者の心のケアをしないといかんでしょ的な。