近年稀に見るポカミスで社会人初の大ピンチです。
しかも同じ日の同時刻に同じジャンルで間違いました。
学習能力無いんだね、私。
うわぁああやっちまったぁぁああああ!!!
何とかなるかなって思ったの!!猛禽先輩なら直せるかなって思ったの!!
実際大丈夫って言ってたし!!
それが翌日課長から呼び出し喰らって説教受けてみれば……会社のトップが国に始末書書いて謝罪ぃい!?
ガチンって心臓止まった、マジで。
良く良く聞けば最悪そのパターンらしいです。上手く行けば部長止まり…って冗談抜きで其が最善なの課長。
なので今日は朝から葬式〜納骨の空気背負ってました、一人負オーラ最強王者決定戦です。
心配げな猛禽が、二度も明るく励ましてくれるぐらい暗かったそうです。
目が死んでたらしいよ。
声もガチで出なくなっちゃってたし。
本日来店のお客様方、陰気な窓口でスイマセンでした。
なるようにしかならないので、腹くくって辞世の句でも詠もうかと思います。(←死ぬなっつの)
次はどこに就職しようかな(←飛躍しすぎ)
――あんたなんか、死んでしまえば良いのに
一点を見据えられない瞳が顔の上を滑る。
夕焼けに黒く塗りつぶされた面の中でぎらぎら光る双眸が、つ…、と糸を引く。
――死ねよ、バケモノ
踞るケダモノの眼は、透明な涙で濡れていた。
――早く死ねば良いのに
その姿が嫌に愉快で
たまらなく
愉快で
「死んじまえ」
ころり、
また一つ透明な雫が落ちた