英・ジョンソン内閣のコロナ対策について検証開始

9/1(木) 22:33
テレビ朝日系(ANN)

"英・ジョンソン内閣のコロナ対策について検証開始"

イギリスのジョンソン内閣が新型コロナウイルス感染症の流行にどのように対処したのかを検証する公的な調査が始まりました。

 ジョンソン内閣は、おととし、新型コロナの第1波拡大を抑えるためのロックダウンの導入など初動対策が遅れたほか、人工呼吸器やマスク不足に悩まされ、ヨーロッパで最も高い死者数を出し、批判を浴びました。

 その後は、ワクチンのブースター接種をいち早く進めるなどの対策を行いました。

 元判事などで構成される公的独立調査機関の「コビッド19調査委員会」は、ジョンソン内閣の一連のコロナ対策について検証を開始したと発表しました。

 来年夏にはジョンソン氏や当時の保健相など関係閣僚に対する公聴会も予定されています。

 調査委員会の議長は、「特に流行の初期、重要な決定がどのように、なぜなされたのかを明らかにするつもりだ」とコメントしています。