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師弟…解消

話題:水泳

ビニールハウスのヒーロー。水泳やスポーツに詳しい人ならもうピンと来ただろう。松田丈志、北京・ロンドンの両五輪、200メートルバタフライ銅メダリストである。
彼については検索すれば簡単に調べる事が出来るので詳細は書きません。

今日取り上げたいのはそのコーチです。

www.google.com
↑がそのニュース。


久世由美コーチ、65歳。
24年間、松田選手のコーチを続けて来ました。
そんな二人の関係にピリオドが打たれました。

この2人は大手スイミングスクールの出身ではない。地方の小さなクラブからあそこまでの業績を残してきた。
そのプールがビニールハウスで作られている事から、松田選手ビニールハウスのヒーローと呼ばれるのです。

この2人、非常にかっこいいのだ。
アテネ五輪に出場するも入賞に終わる。それから4年後の北京五輪では銅メダル獲得。表彰式が終了すると、松田選手は久世コーチを見つけると駆け寄りメダルをかけてあげます。
そして、今夏のロンドン五輪では競泳チームのキャプテンとしてチームを引っ張ります。
「康介さん手ぶらで返すわけには行かない!」
この発言は流行語大賞にノミネートされた程です。

この立派な青年を育てあげた久世コーチ。
松田選手が上京にするにあたり、久世コーチも上京します。家族を郷里に残して…。
そこからの二人の活躍は前述の通りです。コンビ解消について久世コーチは、
「資金も施設も情報も何もないところから、2人で誰も出来ないところまで頑張った。凄く感謝している。最後に金メダルを取れなかったことだけが心残り」
「24年間ずっと夢を持たせてくれた」
そう目に涙を浮かべながら語ったそうだ。
松田選手は別のコーチの下、再度世界一を目指すらしい。残り僅かな選手生活、悔いなく過ごして欲しい。



そして、久世コーチには第2の「ビニールハウスのヒーロー」を育てて欲しい!

松田選手、そして久世コーチ!2人は本当に素晴らしい。打算だらけの世の中で、こんな真っ直ぐな人間がたまにはいる。
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