話題:歴史
1669年、北海道静内町の首長シャクシャインは、松前藩の横暴に耐えきれず和人襲撃を結構する。
世にいうシャクシャインの乱である。アイヌ民族は三度武装蜂起しているが、中でも最大の乱がこのシャクシャインの乱である。
松前藩は交易の名の下に、アイヌ民族から一方的な収奪を行ってきました。
不満が頂点に達し遂に戦となったのです。
事の発端はアイヌ部族同士の確執が原因であった。
オニビシが松前藩に援助を要請。しかし、松前藩はこの争いが対和人への戦いへと発展する事を恐れて援助を拒否。
その使者が謎の死を遂げてしまう。
毒殺の噂が流れ、シャクシャインは激怒。
シャクシャインの号令により、各地で蜂起し、和人300人を殺害。
戦闘は2ヶ月続くが、武力の差は大きくシャクシャインは追い詰められます。
松前藩は偽りの和睦を持ちかけ、シャクシャインを謀殺してしまいます。
これにより、各地の反乱軍は降伏し、シャクシャインの乱は収束して行くのです。
後に江戸幕府はロシアの進出を警戒し、アイヌ民族の同化政策を強行します。まさに受難の歴史。
中世以降のアイヌ民族の歴史、それは異民族に対する日本人の無理解がもたらした弾圧の歴史である。
朝鮮人や中国人に謝罪するなど、事実のでっち上げなので行う必要はないだろう。
しかし、我々日本人の先人がアイヌ民族を弾圧した事を考えれば、少なくとも哀悼の意を表し、シャクシャインの行動力に尊敬の念を抱かずにはいられない。
話題:挨拶
先月半ばに復帰しまして、多くのコメントや拍手を頂き、ありがとうございます。
時事に吠え、歴史を語るワガママブログですが、今月もよろしくお願いします。
休眠中も見捨てないでくれて、読者には感謝感激です。みんな愛してる!(←馬鹿のひとつ覚え)
今晩はもう一回更新予定です。
内容はやはり歴史記事かな(汗)