同輩「お腹減ったー。何か食べに行こうよー」
私「だからあたしロールケーキあるんだってば」
同「じゃあ室長なんか食べに行きましょうよ」
室長「いいよ。お金出すよ」
同「マジっすか!?」
私「え、じゃあ私も行きたいです」
同「お前…!」
室「現金だなぁ…」
私「室長お金持ちだなぁー。いいなぁ私もお金持ちになりたーい」
同「あんた美術系じゃん。無理だよ」
私「そう!だからお金持ちになりたいの。結婚とかの手段を使って。安定した収入減を!」
同「じゃー室長と結婚すればいいよ」←投げ遣り
私「室長お金持ちですか?」
室「いや、別に俺金持ちじゃないけど」
私「じゃあいいです」
同「早っ!」
室「なんかさ、切ないよね。いや、切り返しの速さがとかじゃなくてさ…」
同「わかります。なんか、結婚の条件って普通なら他にも色々あるのに、こいつ…」
室「お金がないからって…ねぇ?」
同「世の中って世知辛いっすね」
そんな二人して責めなくたっていいじゃない。
現金主義で何が悪い。
ていうかあいつ室長苦手かもとか言いつつここぞとばかりに意気投合しやがって…!
でもリアルに将来の生活の面倒を見てくれる人は欲しいです。←
自分で稼げりゃいいけど、この道で稼げなかったらどうしよう。
夢じゃ腹は膨れないし生活も営めない。
なんだかんだ普通に企業に就職しなきゃいけないのかしら。
大学まで行かせてもらってんだから当然かもしれないが。
まぁ、実際企業にだって就職できるのかも分からないけど。
何さ就職氷河期って。いつ明けるのさ。
しかも社会人って忙しいじゃない。
忙しくなったら本格的に美術に関われなくなっちゃいそうで怖い。
それは私が大学で学んだことを廃棄するってことじゃないか。
って色々考えて頭ぱーんってなった結果が
「お姫さまになりたい。」
だから友人に怒られるんだ。←
なんて、3年も先のこと考えるよりも目先のことだよな。
5限のテストどうしようかしら。
レポート的なものの下書きが終わってない…。
朝食
ラーメン。(一人前食えず)
昼食
いちご3つ。
ロールケーキ。
夕食
昼の残りのロールケーキ。
なんか、腹は減るんだけど食べたいとは思わない不思議な体験をしました。
具合悪くはないんだけどな。
どうしたんだ私。
バイト先にて。
私「腹減った」
同輩「じゃあ今からなんか食べにいこっか?」
私「や、昼飯の残りがあるからいい」
同「え、いいな。あたしも腹減ったよ。何持ってんの?」
私「あげられないよ。ロールケーキ丸かじりだもん」
同「・・・昼、それだけ?」
私「お腹にたまるじゃん」
同「ああうん…それだけか…」
私「でも朝はラーメン食ったよ」
先輩「ちょ!お前それ順序間違ってるよ!」←割り込み
同「朝から重いな!」
私「でも食べたの10時とかだし」
先「ああ、まぁ、確かにそれくらいならな…」
私「でも食べる気なくしてラーメン残したから、今日一日ほぼロールケーキしか食べてないんですよねー。笑」←そしてロールケーキを食いはじめる
同「ていうかロールケーキでかいよ!お前の口に入り切ってないよ!」←爆笑
私「いーいーのー!」←もごもご
同「ていうか飽きるだろ!見てて気持ち悪ぃ!」
私「あ、ごめん。じゃあ食べない」
室長「狩野先生、なんか、もっとおいしいもの食べたほうが良いですよ…」←哀れむように
私「え、おいしいですよ?」
同「いや飽きる。絶対飽きる」
私「飽きない」
室「まぁ、確かにそこは人の好みだけどね」
私「じゃあ室長の言う『おいしいもの』って何ですか?」
室「いや何でも良いんだけどさ」
私「…食事をしろってことなんでしょうけど、なんか食事って無駄じゃないですか?」
室「何で!」
私「これ中学生くらいのときから思ってるんですけど、燃料みたいなのを、体パカって開けて入れ替えられたらすごく時間の節約になると思いません?」
室「…やっぱり、おいしいもの食べたほうが良いよ」
私「あ、昨日マグロ食べました」
室「そう、じゃあマグロはおいしかった?」
私「はい」
室「もし燃料だったらさ、マグロがおいしいって思えないんだよ?」
私「…でも、それを思えなかったからといって、さして問題じゃないじゃないですか」
室「……人それぞれだね」←理解できないという目
見捨てられた!笑
室長の言ってることは分かる。
絵画を見て素晴らしいと思えないのはもったいない。
これと同じでしょ?
でも実際、世の中にはそう思わない人がわんさかいるじゃない。
つまり絵画が素晴らしいと思えなくても生きていけるし、それはその人にとってあまり価値のないものであるということです。
私が主張しているのは、それを絵画から食事に置き換えただけの話。
確かに、まずいものを食うくらいならうまいものが食いたい。
でも食わなくても生きていけるなら食わないに越したことないじゃない。
食いたけりゃ食えば良いし、食いたくなけりゃ食わなきゃ良い。
それが一番理想的じゃない?
あ。
私が言ってることは所詮飽食の国に生まれた小娘の戯言だと、ここまで打って気付きました。
マジゆとってる…。
でもコンビニで選ぶの面倒だとたまにそんな暴挙もしたくなるじゃない…。