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やばー

体調やばいかなぁとか思ってたら、やっぱり微熱出た。
最近周りの子たちが風邪引きまくってたから誰かからもらったのかも。
早く寝て治さねばぁぁぁ。

あああ明日から学祭準備なのにー。
だから適当に準備してもうすぐ終わっちゃう写真展見に行こうと思ってるのにー。
授業ないぶん行きたい美術展全部いく気なのにー。

なにより明日バイト・・・。
生徒に移したらいかんぜよ。

あったかくして寝よう。

マルセル・デュシャン《泉》

20世紀美術を代表する立体作品だと思います。
工業製品である男性用小便器に偽名でサインをして美術展に出品した作品。



先週、バイト先で法学部の先輩と話してるとき、デュシャンの《泉》に著作権が生じるか否かの議論があるという話を聞きました。

私はもちろん発生すると思います。
ていうか、何故発生しないのかがわからない。

しかし先輩が言うには、工業製品には著作権がつかないそうです。


私「確かに素材は工業製品ですけど、もはやあれは『美術品と工業品の違いは何か』とかその他諸々、一言じゃ言えないような問が沢山込められてるんですよ」
法「でも、そういう概念的なものは著作権では保護されないんだよ。表現しなきゃ」
私「だって表現されてるじゃん」
同輩「・・・もういいよ、狩野には法律が通じないんだろ?」


まぁ終始そんなアホっぽいことしか言えませんでしたが。



しかし先週から考えてました。
先輩は概念は保護されないって言ってましたが、世の中には『概念芸術』というジャンルがあります。
鑑賞者に疑問や問い(視覚とは何かとか、人間の五感とは何かとか)を投げ掛けるような作品のことです。


じゃあそれは保護されないの?
ってことで聞いてきました。

法「…工業製品じゃないなら保護されるんじゃない?」

・・・そうだ、論点はそこだった。
アホ丸出し。


私「でも工業製品だってデュシャンのは美術品だもん。なら著作権が保護されてもいいと思うんですよ」
法「確かにそういう立場を取る人もいる」
私「…まぁでも、現存しないんですがね」
法「え、そうなの!?」
私「今あるのはレプリカばっかりです。どっかの美術館だとトイレにレプリカがあるそうです」
横にいた先輩「…え、もしかしてあのトイレの議論?」
私「トイレじゃないです!男性用小便器です!」
先「うわ、思った通りの反応された」
私「トイレは空間です。トイレという空間から、展覧会という美術の流れに入れたことによって色々なことが表現されてるんです」
先「本気度半端ねぇ…」


申し訳ねぇ。
でも色々なジャンルの話聞くのは面白いなぁ。
法律はまったくそそられないけど。
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