ジャンヌは 心の鍵を鎧をぬいだ


いきとし生けるもの

すべてを 見失った
ジャンヌ


鎧は重かった

よろいは冷たかった

涙にくれたジャンヌは

鎧を 取り落とした


太陽の光が燦然と射し込んだ


暖かい外気

かぐわしい 香り


ひとのぬくもり


すべてがジャンヌを

愛して いた


ジャンヌは 天を仰いで


ふたたび生きることを

生かされていることを

すべてに感謝しました