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文豪ストレイドッグス



前々から読みたかった作品です。いつも借りられていたのですが、最近やっと読む事ができました。

私的には期待していたほど、ハマる感じではなかったですね。キャラはそれぞれ個性的で良いです。絵柄も格好いい&可愛いです。



内容は、異能力者バトルモノ。出てくるキャラの名前は実在する国内・海外の作家名から取っています。

私が気に入ったキャラは、谷崎さん、乱歩さん、中也、Q君。

谷崎さん…立体映像を作り出す能力者。諜報向き。ブラコンな妹(多分)に振り回されるヘタレ。たれ目が可愛い。でも妹(多分)が傷付けられると、シスコン魂に火が付き残虐になります。

乱歩さん…異能力者だと思ってる名探偵。だけど超頭の回転が早くて、難事件も一瞬で解決。いつも糸目でニッコリしてるけど、本気の時は開眼します。

中也(ちゅうや)…いじられ系、低身長、金髪、口悪い等々。太宰さんにしてやられる感じがバカワイイ。戦闘能力の高い重力使いです。

Q(久作)君…性悪美少年ショタです。精神操作系の危険な能力者なので監禁されていました。後は敵に捕まって利用されたり、泣き叫んだり(ハァハァ)、私のツボを完璧に押さえてますね。救出される時は眠り姫と呼ばれていました。また登場するといいな。



他にもイケメンや可愛い女の子がたくさん出ているので、興味のある方は是非読んでみてくださいね。

本編では語られていない過去話の載った小説も何冊か出ています。機会があったら社長と乱歩さんの過去話が読みたいです。

昭和元禄落語心中(雲田はるこ)



全10巻。10巻特装版には、中学生小夏と40代菊さんの物語が収録されています。親分さんや信さんも出てきます。

落語を全く知らない方でも、興味が出てきて寄席に行ってみたくなる漫画です。アニメでは、関智一さん、石田彰さん、山寺宏一さん等の豪華声優陣が落語に挑戦されています。



この漫画は普通に読むと、粋でほのぼのとしたちょっぴりシリアスでBLちっくな要素のある面白い漫画なのですが、最終回に衝撃発言があります。

その発言を元に読み直すと、とある“可能性”に気付き、物語の色が一気にダークサスペンス風に変わります。(ネタバレになるので詳しくは別記事に書きます)

解釈次第で、それぞれのキャラがゲスになったり、したたかだったり、腹黒だったり、嘘をついていたり…



キャラや作品のイメージを損ないたくない方は、深追いせず、最終回の発言を素直に受け入れ、いい漫画だったな〜で終わらせた方が賢明です。BL以外受け入れられない腐女子の皆様も同様。キャラ萌えだけを求めるなら、原作1〜5巻、アニメ1期だけで十分かと。

まあ、あくまで“可能性”で断言はされていないので、普通に読んだら表のエンディング。これは裏のエンディングで、本当は皆いい人なんだよ〜(と自分に言い聞かせないと、絶望するレベルのダーク展開なのです)。

でも、本当に素晴らしい仕掛けなので、何が起きても大丈夫、むしろどんとこいな変わり者または、ミステリー好きな方は、是非推理してみてください。




ただ、この作品のメインはあくまで落語。特にアニメの落語へのこだわりは半端ないです。シナリオを削ってでも落語に時間を割くほどです。


落語シーン

与太郎(関智一さん)
1期1話、2期全部

8代目八雲(50〜70代)(石田彰さん)
1期1話、2期全部

菊比古(八雲10〜30代)(石田彰さん)
1期2話〜12話、2期7話

2代目助六/信さん(山寺宏一さん)
1期2話〜12話、2期7,10,11話

ショタ信さん(立川こはるさん)←現役落語家
1期2話、2期11話

7代目八雲(家中宏さん)
1期10話

小夏(小林ゆうさん)
1期10話(ロリ)、2期4話

萬月(遊佐浩二さん)
2期8話(上方落語の解説)

ショタ信之助(小松未可子さん)
2期10話(野ざらし)

成人信之助(小野友樹さん)
2期12話(初天神)


↑これを参考に観てもいいかもしれない。アニメでは省略された落語も何個かあります。あと、萬月兄さんの出番とかね。

私は2期7話で菊さんが演じた「明烏」という落語が好きです。もし、特典CDが付くなら2期DVD-BOXを買ってもいい。それくらい好き。



別記事で落語心中に出てくる落語について解説します。素人調べなのであまり期待しないでくださいね。

さんすくみ(絹田村子)



神社の跡取りの恭太郎、寺の跡取り孝仁(たかひと)、牧師の息子工(たくみ)の高校時代からの親友3人組。

恭太郎は気が弱くボーッとしてよく母親に怒られる。甘い物に目がない。
孝仁は真面目な常識人。幽霊が見えるけど大の苦手。
工は神学部に通う大学生。クリスチャンだけどオカルト大好き。

個性豊かな3人が、神社、寺、教会で起こるトラブルを力合わせて(?)乗り越えたり、恋に悩んだり。

3人の家族や知り合いも個性豊かな人ばかり。奈良を舞台にしてるので、鹿がわんさか出てきます。気が付くとコマの端にいます。せんべい食べたり服を食べたり擬人化(笑)したり。

神社・寺・教会の豆知識もあるので、興味のある方は是非ご一読を。



この漫画の前身「読経しちゃうぞ!」には、3人の高校時代の話が載っているそうです。実は私もまだ読んでいないので、近々読みたいと思います。
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