震災から1年
あの日あの時、私はつーくんと大ばぁばの家に居ました
見ていたNHKの番組が終わったあと、強い揺れと共に、テレビには緊急地震速報
そして、津波警報の地図テロップ
間もなく、番組は特番になり、事態は予想を遥かに越えた最悪の状態に…
不安な思いのまま帰宅し、3時半過ぎにマオがバスで無事に帰宅
いつもなら教育テレビを見る夕方なのに、全てのチャンネルで、地震と津波の悲惨な報道
怖がるマオとつーくん
テレビは消し、携帯のワンセグで情報を見ていた
遅かったけど、パパも帰宅
松本はテレビ番組以外、特に何も変わらなかった
電話回線が混雑する中、早々に埼玉の実家の母とは連絡がとれた
母は、地震のとき車を運転していて、めまいのような揺れを感じたって
外の歩行者はみんな立っていられず、しゃがみこんだり電柱につかまったりしてたって
父は、東京の会社を出るも、鉄道は大混乱で、帰宅困難者に…
会社の車に相乗りし、8時間くらいかけて翌朝やっと帰宅
東京渋谷で勤めている妹は、三軒茶屋のアパートまで歩いて帰宅
東京に住む旦那の兄夫婦の家では、共に帰宅困難となり、夜10時ごろにやっと旦那の両親が保育園にいた長男を迎えに行ったとのこと
実家の方では色々と大変だったけど、幸い皆無事だった
私も旦那も、犠牲の多かった北関東、東北方面には親戚も知り合いも居ないので、直接の犠牲者はいなかったけど…
でも、あの日の恐怖は忘れられません…
昼夜問わず鳴り響いた緊急地震速報の不協和音、今でも怖くて仕方ない
子どもたちも怯え、しょっちゅう泣いてしがみついてきた
今や地震活動は活発化し、関東では巨大地震が近々発生する予想がされているけど…
一体何をどうすればいいのだろう
当たり前の日常が、当たり前に続くと思っていてはいけないなんて、考えもしなかった
子どもという、守るべき人が存在する今、本当に災害が恐ろしい
震災による多くの犠牲者の方々に心から哀悼の意を表します
自分は何もできないけど、身の回りの愛する人たちを守りながら、しっかり生きて行きたいと思います
もう2度と、あんな悲しいことが起きませんように…