黒い猫は黒猫

響きだけ好き｡
中世は難しすぎて嫌｡
キリスト教に詳しくないとわかんないよ｡




教養の科目でも西洋美術を選択しているのですが､
今日の範囲はゴシック建築でした｡
尖頭とかが沢山あるあれです｡
ディズニーのシンデレラ城みたいなやつ｡

因みに中世美術の流れは簡単に説明すると
初期中世→ロマネスク→ゴシック
です｡


｢前回のロマネスクでやったヴォールドが…｣
｢前回にも解説したとおり…｣
｢前回見たロマネスク建築では…｣


先生の口から前回に解説された覚えのない用語がばんばん出てくるので､おかしいと思い前回のレジュメを見てみると

全く何もメモってない｡

あれ､この授業まだ休んだことないんだが｡
しかも寝てた覚えもないんだが｡

しかしレジュメをよく見ると､聞いたことのある作品の名前がずらり｡
やっぱり私起きてたじゃん｡
スライドは見たよ､うん｡
あれ､じゃあ何でこれ真っ白なの？


一人で焦る私｡
授業終わりに同じ学科の常に真面目にメモを取ってる子に確認してみる｡

｢え､あれ?ロマネスク私も何も書いてない！｣
焦りだす友人｡
2人でわたわた｡
｢でもさ､この作品は見たよね?｣
｢うん､ていうかこれも前回言ってたよね?｣

とりあえずびびりながら2人で先生に言ってみる｡(先生厳しい人なんだもん！)
｢すいません､前回レジュメの解説をしないままスライドを見たようなんですが…｣

笑いだす先生｡
｢えぇー！誰か言ってよー！！｣

そりゃそうだ。
70人くらいで授業やってるんだから誰か気付けってな｡