おもそも株式会社の発想は、昔の欧州での海外進出が機で始まった。・・・と歴史でお勉強しました。
いわゆる東インド会社。

大航海時代、お金持ちから資金を集めて港から未開拓地域へ船出・・・。コロンブスや海賊のイメージ。

当時は胡椒や自国では賄えない食料や金品、果ては同じ人間を奴隷としてその国の繁栄のために、資本として分捕って来た。

それは、列強国の世界への財産の獲得。力を持った国々が、力のない地域やまだまだ未途上な国家から搾取するような有様で、力を持った国々が力の乏しい国々から資本を無理やり奪い取る時代。

有無を言わせぬ破壊力とエネルギーを持つ国が、世界を支配できる可能性を秘めた時代だった。

この時の"力"って、武力でもあり行動力でもあり、生産力、技術力、解析力、抽象力ナドナド色々な力で、ある形に統合されて、それが圧倒的な力で世界を席巻した時代だった。

当時の力を持った人々が、当時の倫理観で、世界に資本を求めて船出していた。

今思えば、哀しい事件も歴史として表出したり、埋もれたり・・・・。清濁併せ呑まれたウネリが、海上狭しと列強国家のの思うがままの時代が続いていた・・・。

そもそも人類は、アフリカ大陸から色々な場所へ旅立ってその地その地で時を重ねて、色々な言葉で話し合って、生活習慣をその地その地に合わせて生き抜いて来て、文明や文化がその地その地で産まれて、肌の色も変えて永らくその地その地で暮らして来た。

その内それぞれの、その地の環境で生き抜く力の方法とかの違いが産まれて、中でも様々な力を蓄えた人々が、大海を乗り越える船を使って、その地だけでは賄えない資本を他の地から奪い取れる、今なら非合法な手段ででもそこにある資本を持ち帰って、富を築ける様な世界になって奪う者、奪われる者、貧富の差が明らかになって来た・・・。

当時はそれでもそれが当然の様な行いで、世界は動いていた。

いつしか時が流れて、それではどうにも秩序が保たれない世界へと時代は移り変わり、大航海時代での発想はもはや通用しない世の中になって、様々な国家が、貿易とか戦争とか経済的な結びつきで、つい隣の同じくらいの力を持った国との競争のために手練手管が必要になって、国家間の協力が必要になって来たり・・・。

色々なところで、力を持った国々が産まれて、貿易とか経済とか為替とか宗教や思想で、人の生き方が左右される様になり、大航海時代に産まれた会社が今なおその国家の資本の源の一つになって、競争したりして世界は動いている。

以来、有価証券、為替、資本、価値は株式とか投資、その活況が富の一つの表現になって、世界はその数字にあくせくしている。

速い話、それって正しくギャンブル。ムードでその数字は様々に上下したり、風説でコロコロ変わったり・・・?

紙幣は一つの財産で価値の証。だけれど極端な話その国家が、他の国家に対して価値創造を維持できてこその、その国にの紙幣価値。

ドルや円が強いのは、米国や日本という国の経済的な信頼があってこそ・・・・。

株式投資にはファンダメンタル分析とテクニカル分析があって、お金儲けには両方にある程度精通していないと中々うまく稼げない・・・?

預金が趣味の日本人。米国人もお金持ちの中国人(華僑)や、ユダヤ人、インド人は預金以上に投資にご熱心・・・。

何故なら、投資が富の基準になるし、国家を越えた人類の価値に近いから・・・?
それって、最終人生はギャンブル・・・?