ついに忙しくて、イラストを描けなかった…。
というわけで、小説書きました。
ソッコーで書いたんで、文がかなり変かもしれないです。
それでもよいなら、どぞ!
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今日は…
「準さん。今日は何の日だ?」
「ん…10月18日」
準さん、少しはこっち向いてくれてもいいじゃないんスか?
と練習終わりの利央が、そう思いながら、着替えている。
「いやいや、そうじゃなくて!!いや、合ってるスけど…」
「なんだよ」
「俺と準さんの背番号が並んでるんスヨ」
「だから?」
準さん素っ気ない!!
「何か特別な日っぽくないスか?」
なんか、だんだん聞いてて虚しくなってきた。
「相変わらず、お前はアホだな」
「なんすか。いきなり」
「なんか、一生懸命そんなコト考えてると思うと…」
なんか、準さん俯いてるんだけど。
俺なんか悪いことしたかな?
「クク…」
「準…さん?」
「あはははは」
「なっ!」
なんだ。
俺変なこと言ってないよ!?
「アホなんだよお前は。
マジでそんな恥ずかしいこと考えてんだもんな」
「俺アホじゃない。
しかも、そんな恥ずかしいことじゃないスよ」
と思う。
「ははは…」
「準さん、笑いすぎ」
「悪い、クク…」
本当に笑いすぎだ。
「はは、じゃあ行くか」
「えっ?どこに?」
「金ないから、ファミレス」
「なんで?」
ハア、と溜め息をついてから答えてくれた。
そこまで呆れなくてもいいと思う。
「記念日なんだろ?」
「へ?」
つい気の抜けた声がでてしまった。
ってそれつまり、記念日祝い?
「えっ、だってアホって言ったじゃん。準さん」
「行かなくていいのか?」
それは、もちろん…
「行きます!」
そう、今日は準さんと俺の記念日だ。
ってさっき決まった。
end
彼、祐司さんの第一印象は爽やかな好青年だった。
大人びている。
そういう言葉がピッタリだ。
後々雛に聞いたところ、二十一歳、国大3年生だという。
その時も、やけに年上に感じた。
それもあってか、なんとも言えない気恥ずかしさと、どこか強情さが自分の中で入り混じって、余計平静を装った。
かっこつけてる、のかもしれない。
「どうも…」
自分でも素っ気ないと思うほどの挨拶。
雛も僕の“人間嫌い”を知っているから、すかさずフォローをしてくれる。
「ゴメンね。尚志くんは人見知りが激しいの」
「そうか」
祐司さんは何か思案しているともとれる、何とも微妙な顔。
やはり、僕みたいな愛想のない…しかも、彼女の兄なんかにこんな態度とられたら、いい気はまずしないだろう。
出来れば僕としても、そのまま放っておいてほしいという気持ちだ。
しかし、またにこやかな顔に戻り、
「何か悩みがあったら相談に乗るから」
一言。
僕にとって、とても嫌なものだった。
「ウザイ。祐司さん…だっけ?僕の悩み事はアンタかも」
つい、思ってもないことまで口走ってしまうほどに。
続く
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まだまだ終わりません。
気長に待って下されば嬉しいです。
どこまで書こうかな……。