電話ぐらいかけてくるかなーと思ったけどかかってこないね。
まぁプロジェクト発足してすぐだし、私以外に候補者いるみたいだからそっちに切り替えたんかな。
こういうのはすぐ連絡したほうがいいね。
ある程度話が進んでからだと抜けるに抜けられなくなってしまうから。
会社辞める時と似たようなもんか。
あそこじゃないですよ。
あそこだったら是非舐めて欲しいです。
変態な女の子にね。
そうじゃなくて、私の技術に対してです。
少し前に専属としてお声がけ頂いたんですよ。
それでこの前、今後のプロジェクトの進め方や金額等で先方の会社で打ち合わせをしたんですが
こいつマジ舐めてんな
話を聞いて思ったのがコレ
私の技術ってなかなかニッチな手仕事なんですよ。
先方は今まではキャストで大量生産していたけれど、私の技術を活かした商品も販売していきたいということで今回声をかけてもらいました。
SNSで色々発信してましたから。
それで、扱ってる素材の価値が全然ないものでキャスト製品の販売価格は1000円
高くても3
4000円ぐらい?
それに私の技術を付加価値として加えて販売したいという。
そうなると販売価格はどうしても上がるわけですよ。
これまでの工数にプラスされるわけですから。
だけど、先方は価格は上げたくないというか上げられないとの回答で、その上依頼料の値下げを交渉するとまで言ってきたんですよね。
はぁ?コイツ何言ってんだ?って感じです。
私の手仕事は、どんなに早くても1つ仕上げるのに30分はかかるんです。
8時間で16個です。
まぁどんな風に仕上げるかによってかかる時間は変わってくるけど、機械みたいに100、1000と生産はできないんですよ。
当たり前です、手仕事ですから。
それを話しても理解できないのかしないのか知らんけど、需要があるからたくさんやってもらえればこちらとしては嬉しいし稼げますよと…。
それに私たちは会社なので利益を出さないといけませんから、依頼料の値下げを交渉させていただきますとか言う始末…おいおい俺のことは使い捨てのコマか?と。
仮に10秒に1個作れる手仕事ならいいですよ、金額を下げられても数をこなせば稼げるから。
金額を下げられる、時間がかかる、扱いにくい素材
こんな不平等すぎる条件でなんかできるわけねーだろ、って感じでね。
もちろん断りました。
なんか営業部長みたいな人の態度も気に入らなかったし、断って正解だったなと。
今まで色んな人と打ち合わせしたみたいだけどみんな断られたらしく、そりゃこんな不平等条件じゃ断るわなって思いました。
打合せ後、めちゃくちゃイライラして普段頼まない牛丼大盛り食べました。