ファイアーエムブレム ifタクミと執事親子小説 ジョーカーは、ディーアを連れてある人物に会いについて行く話しです。
ある秘境でヒナタとジョーカーとディーアを連れてタクミは、妻と息子に会いに歩いていた。
三人がタクミと一緒に来るのには、訳があった。ヒナタはというとタクミの息子の顔を見に行くついでに強引に護衛についてこられ。ジョーカーはというと同僚のフェリシアが秘境から城に戻らないことでディーアを散歩ついでにタクミと同行をしていた。
屋敷の前に来るとフェリシアは、あわてふためいて玄関から出てきた。
「タクミ様っ!キサラギがいないのです!!あのっあのっ先まで部屋で昼寝をしていたのに!!見てませんか?!」
「フェリシアは、落ち着いて。」
屋敷の庭に壺が三つもならべている所にタクミは、歩いた。
「キサラギ。キサラギ。そろそろて出てこいよ。」
タクミが壺を覗く。キサラギは、壺に隠れて遊ぶパターンだと読んでいた。当のキサラギがいない。玄関が開く。
「父上いっらーしゃーい」
キサラギがタクミにタックルする形ではぐっしてきた。
「キサラギまた大きくなったね。」
タクミがキサラギを持ち上げフェリシアは、息子が見つかると詰め寄った。
「キサラギ!どこに隠れていたのですか!母さんさがしたのですよ。」
「おしえてあげないー」
ぺっと舌を出すイタズラに成功したような笑顔で言うキサラギ。
「タクミ様ー俺にも息子さん見せてくれよー」
「キサラギ臣下のヒナタだ。ほら挨拶しろ」
「僕は、キサラギ初めまして。」
キサラギがタクミの襟に顔を埋めた。ヒナタは、きにせずカラカラ笑う。
「父上の親友のヒナタだー。」
「キサラギこの人がジョーカーさんとディーア君です。紹介をなさい。」
「フェリシアお前3ヵ月も城を空けやがんじゃねぇ。どんくらいのんびり秘境にいやがるとっと帰るぜ」
「いやです。まだキサラギと離れたく……」
「やだじゃねぇ。自分だけ秘境でのうのうと子育てしやがって何様のつもりでいる。」
眉間に皺をよせフェリシアの手を引く。
「帰るぞ。いってぇ。」
キサラギが石をジョーカーに投げた。
「おじさん母上をいじめるのな!!いやだよ。母上帰らないで。父上今日来てくれたのにすぐに帰るのやだよ!!」
「キサラギやめろ。」
泣きじゃくるキサラギをタクミが抱き上げる。キサラギは、まだ七歳。いきなりジョーカーから母を秘境から城に戻されたくないとただをこねる。
「キサラギ。秘境の外は、今戦争の最中で僕もフェリシアもまた秘境を出て城に帰らないと白夜王国の人達が苦しい思いしながら生きてる。僕らだけ安全な秘境でキサラギをそだってる所があるだけでも幸運な場所で贅沢をすれば白夜王国の人達に大して失礼なことをしてる」
「タクミ様。ごめんなさい。自分だけキサラギの成長を見て喜んで離れないでいました。キサラギ母さんまた城に戻らないとダメなのです。母さんを信頼しているご主人の所に戻らなければ城の人達に迷惑かけてしまいますもの」
「じゃ今日一日だけ狩りで勝負しよう。
狩りで数が多い方が勝ちだよ。僕が勝ったら父上も一緒に秘境にいって。おじさんが勝ったらいうとおりに父上も母上を城に戻ってもいい。」
馬に乗り狩りで二人一組になり勝負することになった。タクミとキサラギが組む。ジョーカーは、ディーアと組んだ。弓で優秀な親子と執事親子で狩りをすることになった。
「ディーア行くぜ。」
「なんで俺まで」
「アホメイドを連れて帰らせる。」
馬を走らせ獲物をしとめた。タクミは、普通の弓ですばやいうさぎを射り。キサラギは、父の弓さばきに鼓舞するように鹿を射ぬ。ジョーカーは、うまをさばきながらディーアに獲物を暗器でしとめるように指示通りにすれば鹿に命中した。
狩りで勝負は、キサラギ父子89頭。執事親子90頭。
「お前たちは、うさぎと鳥を捌け。」
むくれるぶつくさ文句を言うキサラギの近くで小さな動物を捌くと生臭さいのが鼻につき内蔵が見える。
「生臭い。」
「うるさい。黙って捌きなよ」
ざくっとうさぎを手慣れた手つきで捌くキサラギ。
捌いた動物をジョーカーとタクミとヒナタが調理する。フェリシアには、調理させなかった。捌いた動物をダークマタにすれば手間どるから。
「さぁ。いただきましょ。」
箸で肉を摘まむと目の前の叢から熊が出てきた。
「キサラギ!ディーア!伏せろ。」
タクミが弓で熊を射るが避けられ熊がタクミ目掛けて襲いかかる。
「タクミ様!!」
フェリシアの冷気を熊に襲い距離を詰め暗器で急所を攻撃した。
「フェリシア避けろ当たれ!!」
動きが鈍くなったところで熊に矢を当て熊が倒れた。
「父上、母上すごーい!あっ。狩りの勝負引き分け……」
「時間切れだ。間近で見るぜ父さんの知り合いのメイドの戦い方」
熊は、そのまま屋敷に運んだ。
「キサラギまた会いに行くよ。今度は、時間間違えないように母上とも来る」
キサラギは、唸りながらタクミに抱きついてる。
「ねぇ。父上今度は、冬に来てよ。また父上と母上でテーブル囲って子羊のシチューを食べよう」
「うん。いっぱいお肉入れて僕が腕によりかけてシチュー作ってあげるよ。」
「タクミ様そろそろ」
「キサラギしばらく会えないけどこれ10歳になったら開けてくれ」
「えー今開けちゃダメ?」
「ダメダメ。10歳になるまで家のお守り代わりにして」
妻譲りの髪を撫でタクミは、城に帰っていた。道中フェリシアは、キサラギと一時の別れで泣いていた。
タクミの妻は、フェリシアです。タクフェリのお話が書いてみたくなったから執事親子の出番を少くしました。
タクミの子供のキサラギは、父上大好きな無邪気で可愛いやればできる子です。