上のタイトルは漫画のことです。雑誌「ヒガン」で連載している。
「ベルサイユオブザデット」というのはマリーアントワネットが双子の弟を連れて祖国のためフランスに嫁いぐところから始まります。
フランスに着いたもののフランスの使者が狂ったようにマリーアントワネットと双子の弟を襲い殺しました。
フランスには原因不明の病が流行っていました。その病の名前は「甦り病」。名前の通り死人が甦ると人を襲い殺すものでした。フランス王家は「甦り病」の対策と同盟国には非公開にしていました。
そんな中でマリーアントワネットは「甦り病」の群れをすり抜けて生きてフランス王家の宮殿に着きました。
そうしてマリーアントワネットはフランスのルイ16世になる王子と結婚し華やかな宮殿生活をスタートをしました。影で「甦り病」の感染者と無双することも。
ネタバレ。マリーアントワネットについてのネタバレがあります。見たくない人はスルーしてください。興味のある人は自己責任です。
「ベルサイユオブザデット」のヒロインマリーアントワネットは「甦り病」の感染者に殺された。
双子の弟は双子の姉を見捨てて逃げるものの死にかけたところを「ふくろう」が双子の弟に息を吹き返させる。
「甦り病」の感染者と戦える力を手にした双子の弟は双子の姉マリーに成り代わり女装してフランスに嫁いだ。
双子の弟はゲス顔と狂喜の顔が似合って美しい。
フランスの華やかさを舞台に華麗に美しく強かな双子の弟がゾンビに無双するお話が面白くて続きが読みたくなります。
「さらなる強さを求めて恐怖の霊山。一体の魔物を倒せば強くなれる!」
「古代の財産が眠る神殿で億万長者も夢じゃない」
「強い武器を求めて争奪戦!頭脳戦で取るのもよし。腕に自信のある強い者は奪ってもよし。」
宣伝のビラを読みながらシノノメは胸を踊らせた。武器争奪戦。強い魔物が住む霊山。なんて素敵な響きだろ。軍の訓練に物足りなさを感じていたシノノメにとって行ってみたい異界の名前。行きたい。
バタンッ!
「シノノメお兄ちゃーん。」
ハッ!空想から引き戻された。
「カナ。魔女の姿はどうしたんだ?」
妹は聖天馬武者にクラスチェンジされていた。
「うわーん!」
「うぉ?!」
「うわーん!」
そのまま妹が落ち着くまで兄シノノメの胸で泣いた。
ただでプルフをもらった。二つあるうちの一つ。使ったのは
「シノノメお兄ちゃんどうっ?似合う。」
魔女になったカナがシノノメに見せた。生足を出したスリットのローブ。頭の上に大きな三角帽子。
「可愛いぞカナ。魔女になっている間竜石が使えなくなるけどいいのか?」
「しばらく竜石はお休みする。」
「よく似合っているわカナ。どうして魔女になったの?」
「ワープが出来ればドラゴンキラーの相手から逃げられるし。それにお薬も作れて魅力的だもん。」
「あの事をむしり反すなよカナ。もうドラゴンキラーに近よらねぇ」
「でもシノノメお兄ちゃんだからまた突っ込むでしょ。カナが隣にいればお兄ちゃん安全な所へ連れて行ける。守ることができるから一石二鳥だよ。」
「お兄ちゃん思いのいい子ね。」
「茶化すなよ。」
シノノメは頭をぼりぼり掻いた。妹に守られると兄って威厳がない。
「なぁ槍を持ってる強いクラスチェンジがあるか?」
「女性専用で「ロード」しかないわね。「ロード」っていうのは貴方達からすれば「白の血族」と同じクラスね。」
「男性用ないのか?」
「男性の「ロード」は異界にあるわ。でも残念槍を持ってる「ロード」のプルフは女性用のしかないのよ。」
「そうか。」
「シノノメ」
「おぅカンナどうした?」
「そろそろ帰ろ。もう眠くなってきっちゃった」
シノノメの裾をくいくいと引っ張る涙目の弟に苦笑した。ずいぶん時間が経っている。竜の門は明るい。
「やべ!今何時だ?!」
「朝ね。」
「シノノメおんぶしてー。」
「わかった。わかった。カンナ乗れ。」
「うん。」
寝ぼけながらカンナはシノノメの背中に乗る。
「じゃあな。アンナ。」
「またのお越しをお待ちしておりますー。あっそうだ。カナ」
「なぁに?」
「はいこれ。「ワープの書」これを読めば即座にワープが使えるわ。それと宣伝のビラ。興味を持ったら竜の門に来てね。私が異界の門を開いてあげる。」
「うん。また来るね。」
「おーぃカナ行くぞ。」
「今行くー。」
続く。
和子の誕生日です。人からたくさん誕生日を祝えて。
嬉しくなって🍣お寿司を食べに行ってきました。お腹いっぱい。