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皇室の名宝


東博行って来ました!伊藤若沖良かったです。細密過ぎて目が死にましたけど(笑)でも、なんとなく好き嫌いが分かれる絵かなと思いました。リアル過ぎるのかも。なんというか絵画だけど図鑑的な綺麗さがありますよね。私は凄く好きですけど!

若沖が最近になるまで評価されなかったのが何故なのかは何となくわかる気がする。でも凄い良い。今には合ってる。

だけど若沖を見た後に他の人の日本画見ると、奥深さを感じるというか、これこそ日本画!という雰囲気がしました。間の取り方、空気の使い方が、日本画は素晴らしいと思います。

私、若沖の描く木が好きだなー。というか日本画に描かれる木が好き。何か色合いとかね。ほとんどがメインじゃないから、逆に気になります。メインじゃない所にどれくらい手を抜いているかが凄く重要な気がする。

今回は「日本って凄いなぁ」と改めて思う機会になりました。日本いずビューティフル!素晴らしい!祖国愛してます。

歌舞伎座さよなら公演

研修旅行報告1

歌舞伎座が老朽化してきて、もうすぐ取り壊されてしまうそうです。新しく生まれ変わるらしいのですが、親しんだ方にとっては悲しいでしょうね……昔からあるものですから。

そしてその歌舞伎座さよなら公演に行って参りました。夜の部で3公演です。3階からで見えにくかったし、オペラグラスとか実家に置いてきちゃったからないし…!でも私は座席がたまたま教授の隣だったので、ちょこちょこと借りていました。

めちゃめちゃ楽しかったです。難しい言い回しが多いから、内容把握出来ないかもと思ってイヤホンガイドを借りたんですが、無くても大丈夫だったかも…(笑)特に後半になると、普通に聞いててもわかりました。でもガイドで雑学的なことも教えてくれたので、勉強にはなりました。

有名な人ばっかり出ていました。私でも知ってるような人ばかり(笑)

テート・ブリテン

朝日新聞さんで頼んで取ってるテート・ブリテンの絵画!!

1ヶ月に2枚くるんだけど、この2ヶ月全然渡されてなくって聞いてみたら「何処の家に渡していないかわからなかった」そうです(汗)

ちょっと!
しっかりして!!

まぁ、新聞集金担当の人が変わったので仕方ないのかな。

結局は届いたから良いとしましょう。

やっぱり、ミレイが綺麗。オフィーリア良いよ!でもウォーターハウスのシャーロット姫も大好き。この2作品はずば抜けてると思う。
だけど今回渡されたのにはターナーのもあるっ!嬉しい!

これね、無料なんですよ〜。ファイルだけは有料なんですが、まぁそれは買わなくても買っても良かったのだけどせっかくだし買いました。

めっちゃ大切にしてます。むしろファイルを大切にしてます。傷ついたら大変!ファイルを守るための入れ物が欲しい(笑)

東山魁夷さんの画集

私、日本人画家で誰が好きかと言われたら多分トップ3には東山魁夷さんが入ると思う。凄く綺麗なの。幻想的で不思議で。温かさの中に寂しさと言うか哀愁が漂っているような……

とにかく好きです。

それで、学校の図書館覗いたらあったのよ!新刊で置いてあってね「きゃああ!魁夷さん!」って思いながら借りました(笑)

そして現在堪能中。どれが好きかなぁ〜?うーん。やっぱりこの人は青の使い方が綺麗だ。尊敬する。

好きな絵は多すぎる!

ドイツポスター展


地元の美術館(と言っても結構遠い)でドイツポスター展が開催されていたので行ってきました。

実はここの美術館は中学生の時に来た以来で、道が分かるかな〜?と思って曖昧に行ったら、思いっきり迷ってしまいました(笑)

やっぱり勘じゃ駄目ですね。仕方ないので美術館に電話して、道のり聞いて、辿り着きました!

中に入ったら、エントランスに置いてある椅子とかは中学生の時に行った時のままで、懐かしい感じがしました。
(置いてあった場所は違ったように感じたんだけど、記憶違いかな?)

そして、いざポスター展へ!無料チケット持ってたからそれを渡したんだけど、そう言えばあの裏に電話した時に道のりとかメモしちゃったんだよね……迷った人だってバレたかな…(笑)


ドイツポスターは色とりどりで本当に綺麗でした。絵のようなんだけど、芸術作品としては価値が低い。ポスターって広告だから――文字を補足する為に絵が描かれてるから――悲しい運命かもね。でも、人の目に良く触れるから描き手としては遣り甲斐があるかもね。

初期のポスターは展覧会とかのポスターが多かった。宮廷関係とかね。なんかポスターに「宮廷」とかって軽々と書いてあるのが驚いたんだけどね(笑)当時のポスターは今とは違って上流だったらしい。

それにしても、今の私たちの美術展とかのポスターってほとんどがメインとなる作品を使ってポスターを作るけど、昔はわざわざポスターだけの為に絵を描いていたみたいです。

少し立つと商品とか店の広告とか雑誌の広告とかが出てくる。雑誌の広告はそのまま雑誌の表紙が使われてたりするんだけど。

私が気になったのは「ユーゲント-JUGENT-」って雑誌の表紙。草原みたいな所で女神みたいな女性の間にサングラスかけた、如何にも悪そうなちっちゃいオジサンが居て(笑)なんか異様な絵なんですよね。何か悪いことしたから連れて行かれようとしてるのかなぁ〜?と思いましたが。

しかもその隣に次週号が置いてあって(週刊なので)その絵ではまた女神的女性の間にちっちゃいオジサンが居て、今度は両側の女性の耳を引っ張ってるんです。こちらの絵が最初に刊行された雑誌の表紙なら、耳引っ張ったから連れて行きます!という感じの内容にも感じられるんですが、順番が逆なのでどんな物語があるのかが良くわからないと言う……(笑)あ、学芸員さんに聞けば良かった!


お店のポスターではレストランのポスターが気に入りました。ロブスターが美味しそうでした!(笑)


戦争の年代に入ると、やはり戦争らしいポスターが目につきます。兵隊の志願ポスターとか、鉱物系物資を政府に援助しなさい、とか。これを見て何人もの人が兵隊志願しのかなと思うと見てて痛かったです。あとはウサギの毛皮を調達しなさいとか……!ウサギちゃんが…!!


でも1枚だけ「戦争反対」的なポスターがありました。大きくそう書いてある訳ではありませんでしたが、そのポスターが残されているというのは凄いことだと思います。多分もっと戦争反対について書かれたポスターはあったのでしょうけど、それは焼かれてなくなったのでは無いでしょうか?


近現代になると、それまでとはうってかわってポップな感じになってきます。石鹸のポスターが可愛くて好きでした……というか、ポスターに描かれている服装が全然古くないのですよ。服装も廻っているってことなんでしょうね。

あと、日本で開催されたカルピスのポスターに当選したドイツやヨーロッパの国の方が描いた絵なども展示されてました。カルピスが芸術活動に力を入れていたとは……知りませんでした。そういえば、美術展からの帰りのバスの中にもカルピスの広告が…(笑)
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