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ルール改正の歴史・水泳編

話題:歴史

日本のお家芸、レスリングが五輪競技から外されようとしています。
第一回より正式種目だった伝統の競技。理由は金か、それとも…




毎度の日本人が勝つのが許せないのか!そう勘ぐってしまう。
国際競技において日本人が勝つとルール改正された種目の中で、最も酷いのが水泳である。


1956年のメルボルンオリンピックにおいて古川勝さんが得意の潜水で200メートル平泳ぎで金メダルを獲得しました。
そしてこの直後に国際水泳連盟は平泳ぎのルールを改正して平泳ぎでの潜水を禁止したのです。
次が背泳ぎです。
1988年のソウルオリンピックで鈴木大地さんが従来25メートル前後だったバサロスタートを、決勝で30メートルに伸ばし見事100メートル背泳ぎで金メダルを獲得しました。
しかしこの直後のルール改正でバサロスタートの距離は10メートルに制限されました。
その後1991年、再度見直しがされ、この制限は15メートルに緩和されました。

最後はバタフライと自由形です。

1998年オーストラリア・パース世界水泳選手権において青山綾里さんが100メートルバタフライにおいて前半34メートルまで潜水キックを使用し、前半50メートルを当時の世界記録のラップを0秒87上回る26秒88で折り返しました。
ラスト5メートルでアメリカのジェニー・トンプソンにかわされましたが、そしてここ大会のあとのルール改正でバタフライおよび自由形のスタート、
ターン後の潜水が15メートル以内に距離制限されました。

体格に劣る日本人が創意工夫で積み上げた技術が、何時も否定されてしまいます。

さすがに北島康介選手の世代になると難癖はつけられなくなり、ヨーロッパ勢も認めるしかなくなりました。

欧州に主導させると、何故こんな事になるのでしょうか?
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