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農家のオヤジは立派な教育者でした

話題:教育や社会問題に関して


前記事で私が中学生の喫煙マナーについて注意した件を書いた。
意外に好意的に受け取ってもらったようだ。多少ブーイング覚悟だったのだが…


私が小学生の時の話。


真夏の暑い日。海まで自転車で10分の私は、友人2人と海へ行きました。
海水浴を楽しみ帰路。その途中にあるスイカ畑。長閑な時代である。柵も無ければハウスでもない。入りたい放題である。
当時はガキで解らなかったのだが、値崩れしないように出荷調整していたんですね。

さぁ我々3人のクソガキはスイカ畑に入り込み、スイカを食します。
綺麗に表現しましたが、簡単に言えばスイカ泥棒です。本当にバカガキです。
しかし、悪い事はばれるんですね。農家の方に発見されてしまいます。食い散らかした私達は、完全にビビり状態です。
そんな時、農家の方が一言言いました。
「喰うなら全部食っていけ」
我々は何がなんだか解らず、
「?」状態。

「もう売れないスイカなんだから食って構わん!そのかわり残さず全部食え!」
泥棒した事ではなく、食い残して逃げようとした事を怒ったんですね。
ガキの私には衝撃でした。


民主党時代、子供手当てだの、高校無償化など、子供は社会で育てると立派なお題目を唱えていた。

しかし、社会が子供を育てるとは、お金を出す事ではないと思う。
事の善悪や本質をみんなで教え、見守る事ではないだろうか?
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