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ルール改正の歴史・バレーボール編


話題:歴史


前回の水泳も酷かったですが、それに負けないのがバレーボールのルール改正。

1964年東京五輪、日本女子バレーボールチーム金メダル。
1965年 ブロックのオーバーネットの許容。
明らかに体格に勝る欧米人がブロックをやりやすくする為の改正。
1967年 サーブ5秒以内。
1968年メキシコ五輪、日本男女バレーボール、共に銀メダル。
1969年 アンテナをサイドラインから20cm外側に取り付け。ボール重量270g±10g。
これにより日本が得意として来た、ネット幅を一杯に使う攻撃が制限される。
1972年ミュンヘン五輪、日本男子バレーボール金メダル。因みに女子は銀メダル。
1973年 パッシング・ザ・センターラインの緩和。
これによりネット際でのプレーが大胆たに出来るようになる。もちろん、背の高いチームが更に有利になる。
1976年モントリオール五輪、日本女子バレーボールチーム金メダル。
1977年 ブロックのワンタッチをカウントしない。アンテナはサイドバンド上に取り付け。スリーボールシステム(1試合に3つのボールを使用しデッドタイムを無くす)の導入。
ブロックがかなり重要となる。更に日本が得意なワイドな攻撃を狭められる。




その後もルール改正は続くのですが、凄い数になるので止めておきます。


それでも日本バレーボールは世界の頂点を目指します。
1980年モスクワ五輪不参加。
1984年ロス五輪、日本女子バレーボールチーム銅メダル。

以降、昨年のロンドン五輪銅メダル獲得まで、28年の時間を要しました。


バレーボールが五輪種目になってから、最初の間は日本に不利になるようにルール改正が行われ続けたのです。
日本人が得意な連携性や緻密な技術は、西洋主導によるルール改正による絶対的な高さとパワーの前に屈しました。

しかし、男子は未だ光が見えませんが、女子は再び世界の頂点を目指しています。


同朋の頑張りにエールを送りたいですね。
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