今日は、ポケモンの映画を見に行ってきましたよ〜。
詳しいネタバレ感想は追記からしていきますよ〜。
今回、エンディングテーマが「オラシオンのテーマ」というタイトルでして。
これが、十年前のディアルガvsパルキアvsダークライの劇中で流れたBGMのアレンジという話だそうですが。
…十年前の映画を覚えていないんですよねぇ。うん…。
オラシオンと呼ばれるものが、どういう楽器だったのかもあまり覚えておらず。
こう、歌手の林明日香さんの起用など、過去と繋げているカンジはとてもステキで好感を持てるんですけどね。持てるんですけど、いかんせん、私の頭の中に残ってないという。
こう、キッズステーションとかでも、コレにあわせてジラーチやDPDとかを放送してくれりゃあよかったんですけども。
まあ、結局見なかったかもだけども。うん。
それはさておき。
映画上映のすこーし早くに映画館に着いたため、先にゲーセンに寄ったんですけども。
なんと、サイフを忘れるという凡ミスをかましてしまい。
ホント、ポップンは地元のスーパーのゲームコーナーにもあるけど、マジアカはそこで遊ぶしかないからプレイしたかったんですけどね…。
なんともかんとも、ってカンジで。
やっぱ、きちんと荷物確認しなくちゃだめですね。サンとムーンはきちんと持ってるの確認したのに…。
映画館にあった立て看板、リアルジバニャンの毛並みに笑った。
今回の映画は、二十周年ということで、サトシとピカチュウの出会いのストーリーを焼き増したもの、というのが事前情報でした。
まあ、実際にそんな感じでしたけども。
とはいえ、出会いのシーンなんていうのは、冒頭だけですしね。クライマックスが最初に来ちゃったよ的な。
でも、確かにサトシとピカチュウが心を通わせたシーンは再現されておりました。うん。
……まあ、ロケット団は絡んでなかったんですけど。そういえば、ヤツラの登場タイミング何時だったっけか…。カスミの自転車でピカチュウを発電して三人まとめてビリビリビリーンな記憶はうっすらあるけど…。
そう、ロケット団よ。
とりあえず、なんというか、何時も一緒に出てるから今回も出ました、ってカンジの出番。
まあ、そもそも敵役だしね。ただ、ピカチュウとサトシとの因縁関連の話(前述のビリビリビリーン)がまるっきり無かったことになってるので、単純な悪役めいてはおりましたが。
サトシの持つ虹色の羽根を狙って、サトシのことをストーキングする悪役…。端役も端役だなぁ、こう書くと。うん…。
今回は、ホウオウについて焦点が当てられていたのも、一つの特徴でしたね。
ホント、アニメでは最初の方にまだキャラデザも纏まってないような状態で通り過ぎて終わりでしたから。
ただ、そこから、元々とはルートの違いがハッキリ別れてきましたよね。
昔は、151匹以外のポケモンが居ない世界だったんですから。
今回は、802匹のポケモンが居る世界ですからね。
なので、出発したのはマサラタウンで、旅をしているのはカントー地方なんだけど、方々をエンテイ、スイクン、ライコウが走り回ったり、そこを旅する人が他地方のポケモンを連れてたりするわけですよ。
一応、野良のポケモンは、カントー地方に住むポケモンばかりだったんですけどね。
さすがに、ここに他地方のポケモン沢山登場させて、生態系壊すわけにはいかないのか…。
いや、もっと色んな地方のポケモンが見たかったは見たかったんですけどね。うん。
昔のアニメをなぞる要素は、ピカチュウ以外に、キャタピー〜バタフリーと、ヒトカゲの話ですね。
これも、昔の話を知っている人には嬉しい話。
嬉しい反面、バイバイ、バタフリーの話を急に詰め込んできやがったな的なカンジはありましたけども…。まあ、よくぞ一本のストーリーの中に話を落としこめたなぁ、と、好意的に見ることにしましょう。
ヒトカゲも、アニメではヒトカゲを捨てたトレーナーのその後とかは一切聞いた記憶が無いんですけど、今回の映画では、そのトレーナーをストーリーにしっかり関わらせることで、サトシの感情とか、リザードンとか、クライマックスとか、色々な盛り上がりを見ることができましたね。
登場してそのまま出番無くなるんじゃないかとヒヤヒヤしましたけど、しっかりと悪役めいたことやってくれまして。うんうん。
その悪役くんも含め、サトシの旅を彩る新しい仲間も、中々良い味を出してくれていました。
っていうか、本来ならカスミやタケシが旅に出るとかとんでもないことしてるんだよなぁ…。デントやシトロンもだけども。今もスイレンとかと一緒に旅してるんだっけか?
ともかく、三人の掛け合いや、立ち位置とかも、人が変われば自然と変わるもので、真新しいものを感じましたよね。こういう三人旅もアリだなぁ、と。
とはいえ、マコトのポケモンのポッチャマ。ヒカリのポッチャマのことを思い出すレベルのひょうきんな子でしたわ。アレ、ピカチュウとわちゃわちゃしてるのホント可愛い。
そんでもって。
今回の映画、めっちゃ貴重なシーンが見れちゃいました。
一つは、ポケモンが居ない世界のシーン。
もう、ポケモンっていう世界観の前提から覆しちゃうからこそ、普段は絶対に描けないシーンですよね。でも、見れちゃう。
十歳になったサトシが普通に学校に通って友達と会話するという。
もう、ホントとんでもないシーンでしたね。この衝撃たるや。
もう一つは、ピカチュウが喋るシーン。
おいおいおい、喋っちゃったよ、とは思いつつも、なんというか、こう、なんともいえない気持ちになりましたね。
何を言ってるかは大体わかるけど、実際に言葉になったことなんて殆ど無いじゃないですか。
それを、この期に及んでやっちまうのか、と。あのシーンは胸が熱い。
そして、ピカチュウがモンスターボールの中に入るシーン。
アニメのピカチュウは、モンスターボールに入るのが嫌いだからずっと外に出てる設定があるわけですけど、今回、ボールの中に入れられるシーンがあるわけですよ。
これも、ホント、長いアニメ史の中じゃあ相当貴重なシーンですわ。うん。
あと思ったのは、マーシャドーと戦うシーン。
これは、ただのポッ拳だろと思った。まさかの宣伝。さすがゴースト・格闘タイプのポケモンだ。
そして、サトシという概念。一度消滅してまた復活するサトシ。ホント、サトシ。君は一体何者なんだ…。
なんやかんやと言われているかもしれませんが、私はとても楽しく見ることができました。
思い出をなぞりつつ、新しい要素も混ぜ込みつつ。
ま、結局「虹の勇者」がなんなのかわかんねえですけどね!結局そこらへんとホウオウとの関わりは投げっぱなしかーい!
また、なんかの機会にソウジくんみたいなキャラが出てくれたら嬉しいですね。
ああいう、学者系のキャラはいいですよね。フィールドワーカー系のトレーナー。
あと、エンディングで、歴々の旅の仲間たちがでてきて、ちょっと興奮した。タケシからセレナまで。こんなにも色んな人たちと一緒に旅をしていたんだなぁ、と。
まあ、タケシが見えた瞬間に笑ってしまったのは、もう、タケシが悪いかなぁと思います。ハイ。
さあ、来年はどんな映画になるんでしょうね。
ウルトラSM関連の話になるのかな?